SYNCHRONICITY‘24を振り返る
「ブッキングのアツいフェスと言えば??」
そう聞かれたらこれからはSYNCHRONICITYと言うことにします。
ということでかれこれ1か月以上経ちますが4月13,14日に渋谷のSYNCHRONICITY’24に行って参りました。(以下シンクロ)
2年前にこれの小規模版にあたるオータムパーティーに行ったことはあるけれどこちらは初めての参戦。
結論、最高に楽しかった!
でも足腰は死にました。。
あまりにも楽しかったので備忘も兼ねて振り返ってみます。
1日目。
渋谷に着いたらまずリストバンド交換。シンクロはサーキット型のフェスなので会場の出入りのパスとしてリストバンドを使います。
13:50からtoeを観るために、まあ13:00くらいにリストバンド交換に行けばええやろと思ったのですが、
「あれ、、列長くね!? これどこまで、、ずっと続いてね、、、?」
って声が出るくらいの行列。早速出鼻を挫かれました。ここで1時間くらいロスります。
リストバンドを手に入れ何とか途中からtoeを観ようと会場に行くと次は入場規制。ホントはtoe観てそのままElephantGymを観る流れだったけど結局観れずじまいでした。
この時は開始早々観たいものが観れないある意味とんでもねぇフェスだな、、と肩を落としましたがここから軌道修正を図ります。
まずは中国のGriffO。
中国では「鬼否」というバンド名で活動しているマスロック系のバンド。去年のtoconomaのワンマンでボーカルの丸ちゃんがゲストで出ていたのをきっかけに気になってたけど実際に聴いてみたらすごくかっこよかった。正直中国の音楽シーンってどんな感じなのか何が主流なのかわかってなかったですが、醸し出すアングラ感が地元福岡・北九州のバンドに近いと思った。一方でMCは日本語上手くて可愛かった(小声)
次はrega。
regaは遡ること2019年にSawagiの解散ライブの対バンで観たのが最初で最後だった。そこから活動休止をしてたみたいだけど当時の印象が強烈だったので今回観るバンドの最上位でした。(危うく入場規制で観れないところだった)
内容は言わずもがな、知らない曲でも盛り上がったし、キラーチューンのVIPが最高にかっこよかったです。ライブ前にギターストラップが壊れてたりドラムのスネアが破れたりといったトラブルもロックでした。
今度は曲をちゃんと知ってる状態で観たいので後日CD買いました。
1日目最後はtricot。
〆はキリンジかjizueかtricotで迷い。タイムテーブル的に1番早く終わるtricotにしました。(体力の限界)
tricotはちゃんと聴いたことがなくて曲はアチョイ以外初見だったけどギターめっちゃカッコよかった。あと中嶋イッキュウの肌めっちゃキレイじゃね!?って思った。化粧水何使ってんだ。。?
2日目。
この日は昨日の失態は繰り返すまいと11:00に渋谷着。すぐにお昼ごはん(カレー)を食べてO -EASTでtoconomaの待機。
toconomaは大好きでしょっちゅう観ているので最悪観なくても良いかな、、とも思ったけどやっぱり観て正解でした。新曲幾つか演奏してくれて、今年のリリースが楽しみ。この日はまたもやGriffOの丸ちゃんが登場してCinema sunsetも披露。これって次のリリースをアルバムにしてボーナストラックで入ってこないかなぁ。
次にPOLYPLUS。
Youtubeで何曲か聴いてたけどこれもライブは初めて。撮影禁止だったので写真はないし、次の移動のために20分くらいで切り上げちゃったけどめちゃくちゃカッコよかった。入場規制も納得だわ。サックス煌びやかな音色かつ半端ない音圧でめちゃくちゃキャッチーなメロディ。なんとなくだけどまたどこかのフェスで相見えそうな予感がする。
次はDE DE MOUSE。
これもずっと観たかった。。観れて良かった!
タイコクラブのライブ映像ずっと観てたくらいなので。。
勝手に硬派な人かと思ってたけど声が意外と高くてライブ中ずっとニコニコしてるし親しみやすそうな人でした。45分間ほぼノンストップで踊らされました。今回はDJスタイルだったけど次はバンド形式でも観たい。欲を言えばタイコクラブでやってたsweet gravityが聴きたい。。!
次はa子。
この人も観たかった。regaが1日目のマストだとすると2日目はa子と言って差し支えない。
ビジュアルは赤髪で派手だけどDAOKOやYUIを彷彿とさせる特徴的な声でサウンドはキャッチーなシンセがかなり好み。出番前のステージ準備から観てたけど思ったより背が小さくて細くて声出るのか心配になった。機材をスーツケースに入れて運んでくるのも面白かった。
曲は少しだけ事前に予習していて、いいなと思った曲も聴けて良かった。。良かっただけど持ち時間を10分以上巻いて終わったので面食らいました。もうちょっと聴きたかった!
次はfox capture plan。
foxは6月にリキッドルームでワンマンがあるので良いかなと思いつつ、去年足の怪我でライブ行けなかった悔しさがよぎって観ることにしました。ライブは正直聴き馴染みのない曲ばかりだったので残念。そりゃそうさ、アルバム10枚くらいあるんだもん。。。その中でもButterfly EffectやNEW ERAが聴けたのが良かった。最後の曲までMCしなかったのが意外だったけどMCのとたんにメルテンさんが怒涛の早口MCを始めて面白かった。6月のワンマン楽しみ。
2日目最後は渋さ知らズオーケストラ。
事前にYoutubeのライブ映像は観てたんですけど、もうブチ上がるライブになることはわかっていました。
やっぱりこれはハンパねぇ。。!
人生で一度は観るべきライブとはこういう事を言うのでしょうね。大量の楽器による音圧の応酬、魂の叫び。もはやカオス。ラララだけのボーカルは当然一緒に大熱唱しました。
シンクロニシティの最後を締めるのに相応しかったと思う。
渋さの後は主宰の麻生さんの挨拶でシンクロは幕を閉じました。
toconomaの石橋さんもどこかで言ってたけどシンクロはブッキングが他に例を見ないほど力を入れているイベントだと思います。今回その在り様を身をもって実感しました。
なんというか現時点の最先端の音楽シーンに触れているなと感じる一方でそれを抵抗なく受け入れられる雰囲気というか環境ががシンクロにはありました。来てる人も音楽感度が高そうだし。
あとフェスの醍醐味は、新しいお気に入りのミュージシャンに出会えることだと思うのですが、今回特筆するならa子のライブを観れたのは個人的に大きかったと思います。もちろん他も良かったのは大前提として。
7月に1stフルアルバムをリリースするということで今波に乗っているa子。直近でもずっと仕事中に聴くくらいハマっているのでa子にフォーカスしてどこか別でnoteを一本書こうと思います。
そんなわけで遅ればせながらシンクロのレポートでした。
来年も行きたいな。。
次観たいのをパッと挙げるとTempalay観てみたいな。あと最近知って衝撃だったのがgroup_inouが昨年末に活動再開してたということで、、、シンクロに出てくれないかな~と思ってます。絶対合ってると思う。
なんにせよ来年のラインナップも楽しみ!
以上!
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