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片付け作業21日目。 鉄スクラップ査定結果

片付け作業21日目。
作業員4人。約7時間。総計35人工。約103時間。

本日は強力助っ人の元彫刻家、現在特殊照明作家として国内外で活躍が目覚ましいIさんが、大物家具(通称クロマグロ)を解体しにきてくれることになっていた。
予定では、本日解体した木くずを、木をチップにしてリサイクルをしているところに明日持って行き処分する予定であった。
朝、今回もメイン大工としてはいってもらうK氏から連絡がきて、急遽戸越物件ができることになったと。そこで、鉄スクラップを売りに行き、その間にクロマグロ解体を進め、戻ってきたら、木くずを川崎方面に持ってゆく、という段取りとなった。

K氏が、外にあった倉庫もバラして、鉄と非鉄金属類をトラックに積み、都内のスクラップ屋さんにもってゆくと、1軒目は忙しので、と断られ、
2軒目もだめだった。なんでも中国の輸入事情が変わり、スクラップの受け入れを中止する動きだとかなんだとか。
結局、鉄・非鉄金属類を積んだまま戻ってきた。エアコンも取り外して、埼玉にスクラップを持ってゆく、と急遽方針が変更となりました。
この中国の事情というのはあんまりよくわかっていないのですが、おそらくこの記事に書かれていることなんだと思います。
https://www.jrits.or.jp/2r-info/3127

移転先戸越公園物件の一軒家6部屋のうちの4部屋にエアコンが取り付けられている。(その中の2台がすごーーく古いタイプ)それをすべてとりはずし、室外機も取り外し、その他の山盛りの鉄製品と、2トントラックいっぱいにしながら埼玉のスクラップ受け入れてるところへ去ってゆきました。

一般家庭からでる鉄・非鉄金属はどのようなものかというと、細かいものでいえば、cabinのゴミ箱、製図台の足、こたつの足、鍋、昔のストーブ、古い自転車、倉庫、ハンガー、たこ焼きプレートなどなど。
このようにマテリアルとして見ていると実に多くの鉄製品に囲まれて暮らしていることを実感する。
上の画像は怒涛のエアコン取り外し作業となり、写真を撮り忘れ、出発前のシートをかけたところでなんとか一枚撮り収めた。

その後、クロマグロ解体ショーが始まる。
大物家具はだいたい上下2つのパーツにわかれている。それぞれを横に倒し、ハンマーたたき、職人のようにどんどん解体しゆくIさん。頼もしい。

あっという間にバラされてゆく。
3人目の助っ人絵描き・アニメーション作家のCさんは小さな棚を解体したり、声援を送るなどたのしい現場にしてくれている。

つい2日前の部屋。

可燃ゴミがまだ大量だけど、だいぶすっきりしてきた。
ちなみにソファは粗大ゴミ。
机は明日解体予定。

同じくつい2日前の部屋。

分別したものも、クロマグロも解体され、すっきり。
ようやく空間がつかめてきましたよ。

だいぶ前の写真になるけれど、道具屋さんが来る前の萬屋と称した部屋。

がらーーん。

昼過ぎに、センスのよい古い道具や家具を作っているMさんにご紹介いただいた旗の台のリサイクルショップの方がやってきて、主に家電関係を買い取ってくれました。
・ストーブ
・ヒーター × 2
・掃除機
・電気ポット
・血圧計
占めて3,500円也。

家具職人の腕がひかるすばらしい作りなんですが、リサイクルショップでも大きな家具はいまは売れない。とのこと。
立派だったのだけど、煮ても焼いてもだめな昭和家具は見事に解体され、いよいよ片付け作業のラストスパートに。

そうこうしているうちに、大工K氏からの連絡あり。
山盛りの鉄スクラップ、エアコンなどなど、なんと、なんと、
18,500円で買い取られたそうだ。来月になると買取自体がどうなるかわからないし、買い取ったとしてもだいぶ価格は下がるとのことだった。

と、いうことで、残置物を分別して適材適所で売って行く残置物片付け実録プロジェクト?は
合計60,970円に到達。(処分費 -2,000円。)

これで目標にしていた50,000円をクリアした。冷蔵庫の処分費や、粗大ゴミ系、木、その他もろもろの処分費を賄えそうである。
※駐車場代や、高速代、ガソリン代などがありますが...
そして、レコード、着物、売るものはまだある。
さあもうひと踏ん張り。