最強戦振り返り 東場

■はじめに


はじめまして、今回出場させていただいた最強戦の振り返りを行いたいと思い、Xでは語り切れない量になるので、noteをはじめてみました。

今回は私が出場した麻雀最強戦2024年アマチュア最強位決定戦の予選A卓の私の牌譜から、反省点の振り返りや検討を行いたいと思います。

文章はあまり書くことはないので見づらい点などもあるかもしれませんが、気になった方はぜひご覧ください。

■東1局


配牌はドラはないけど1面子あって、無理やりホンイツにも行けるかもしれないけど、手としてはチャンタ系等も見える手牌で、一旦手なりで進める形にしました。

その後、少し進んでこの牌姿。

ここで私は9sを切りました。
123の三色を見た結果、9sを切ったのですが、ここは1mか1pでよかったです。
他に切る牌がなく、両面2つをカンチャンにしての三色をみるのはさすがに狭すぎるので、ここはむしろ234をみたほうがよいですね。

AI的にはもやり1m1sが優位で、8sという選択肢があるのも面白いですね。

この局は3900の出あがり。

■東2局

配牌はそこまで悪くはなく、一旦手なりで進めました。
気になったのは4巡目。

ここも手なりで發を切りましたが、AIは8p切り推奨でした。
トイトイで進めることもできそうな手なので、役牌の価値が上がっているという感じでしょうか。
場合によってはホンイツへの移行もありえる?
また、9pが2枚切れている事もあって、8pの価値も下がっているかもしれないですね。
結果、8p切りで確かに良さそう。

この局は3000-6000ツモられ。

■東3局

相変わらず手なり。
中盤でなんとかイーシャンテンまで行けましたが、上家のゆきさんから役牌東のポンが入り、この手牌。

ドラも見えていない状態でリーのみのイーシャンテン。押し引きが難しい所ですが、聴牌したら立直もありかなというぐらい。
ゆきさんのポン出しは2mで、4mを早い段階で切っている事から、12残りのペン3m、3mシャンポンは考えづらく、3mは通りやすいほうなので打3m。
その後、5sをツモ切りからの2枚おとして、この手牌。

さっきの場面とは状況が変わり、ピンズが高い状況からドラ切りが入っている状況。ダマも充分ありえる。
ただしドラポンが入らないとなると、ゆきさんの仕掛けは安そうに見える。
ポン出しの2mで、ホンイツであるならば1巡前の1sのほうを残すし、1mトイツと考えるのが自然かと思います。

ただし、ここは他の2者のダマもありえる場面で、ケアも込みで3pをあわせました。
ですが完全にオリという訳ではなく、ドラも2枚切れていて、他に動きがない以上はある程度聴牌は取りにいくつもりでした。
ただノーテンから2pは打ちづらいかなとは思っていました。

最終形は7pを引いてリーチでしたが、ツモり三暗刻や4pでもリーチにいくつもりでした。
結果は、7pツモの1300-2600和了となりました。

■東4局

相変わらず手なりで進めるんですが、三色も見えそうな悪くない手牌。
3巡目に親の井上さんから中のポンが入る。
ただしこちらも123三色のイーシャンテンだが、手牌に生牌の東が残っている形。
9巡目、ポンできる7mが出るが、スルー。

さらに続けて切られる3mもスルー。

ここの思考としては、すでに東がかなり切りづらいと考えていました。
対面の井上さんに鳴かれて5800確定も寒いですし、ゆきさんも染め気配で、東はまずどこかにポンされる牌だと考えていました。

そこで7mポンや3mチーで1000点の愚形聴牌となる聴牌打牌に東を切るというのはあまり見合っていないと考えました。
仮に聴牌を取るならば、7mポンから入ったほうが良いと思います。

また、3mを123でチーした後に東を切らずに打7mも少し考えましたが、この聴牌で7m切って崩すぐらいならそもそも鳴いて聴牌取るほうがよいと考え、面前聴牌を目指しました。

ただ、いざ面前で進むとなるとかなり厳しいのは間違いなく、ダイレクトに聴牌しない場合はかなりオリになりそうですね。

AIはどちらも鉄で鳴く判定でした。

この局は500オールツモられ。

■東4局1本場

配牌、白が1枚切れた所で重なり、出たらポンするつもりで進めました。
手牌も悪くないです。

少し進んで5巡目で浮き牌の選択。

白ポンに備えて1sは残し、ドラそばの8sを残す形で7p切りとしました。
ただしその後のツモ7mでは両面に取れる枚数が変わりすぎて、一盃口もある事からさすがに8s切り。

ここの前者について、AIは7p残しを推奨なようです。

1sを残すという思考は問題なさそうですが、7pと8sの比較は難しいところです。
ドラが7sであれば8s残しのほうが優位になりそうですけど、1つ飛びの浮き牌だとそこまで重要視する必要もないかもしれませんね。
今回は9s引いたときに役なしペン7sになるのはおいしくないというのが大きいかもしれないですね。
ちなみに9s引いてもだいたいリーチのつもりです。

その後は白ポンして聴牌を取った後に少し進んでツモ1p。

親の井上さんから早めに2pが切られており、ゆきさんも1pを切っていることから、ここは14sより14pのほうが優位とみました。
ここの選択は間違っていないかと思いますが、AIはツモ切り推奨でした。

単純な見た目枚数としては14sのほうが1枚多いので、そちらを優先した形でしょうか。

結果は1000は1300の出あがり。

■最後に

今回は東場だけとなりましたが、後程時間があき次第南場の振り返りも行いたいと思います。
むしろ点棒が一気に減ったのは南場なので、そこの検討のほうがメインになるかもしれません。
ただこのペースでやると結構時間がかかるかもしれませんね。
今回の半荘、東場は5局でしたが、南場は10局あります。
なので南場は前半と後半に分けてもよいかもしれないですね。

また、今A卓だけではなく、全卓の牌譜を動画から起こしてみようかと思っています。
実はA~C卓は終わっていて、残りはD卓と決勝だけです。
全部おわったらnoteでURLを公開しようかと思います。
(どれぐらい役に立つかはわからないですが・・・)

最後までご覧いただきありがとうございました。
また南場の振り返りもやっていきます。

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