映画鑑賞記録202210

初見は●

配信などで観たやつ

ザ・レイド/GOKUDO

アマプラでレンタル。何回も観てるけど何回観ても元気が出る映画だ。長い映画あんまり好きじゃないんだけど150分間ずっと人間が無惨に殺され続けるやつは好きだよ。

● ザ・ヴィジル 夜伽

Netflixで。ユダヤ教ホラーって珍しいな…と思ったが大枠ではよくあるブラムハウス映画だな〜という感じ。ちょうどいいくらいの面白さ。映像は雰囲気あったし音響も不快でよい。画面暗すぎない?とは思った。

リング2

アマプラで。ホラー作家の人がTwitterで「高橋洋の本質はこれだと思う」みたいな話をしてるのを見て。そう言われて改めて観るとそうだな…という感じだ。科学的にオカルトを扱う姿勢とか、あの世の存在をこちら側に"繋げる"試みとか、確かに高橋洋が好んで扱う要素が随所に。

イコライザー2

アマプラで。前作ラストで解き放たれてしまったマッコールさん。これだけの戦闘スキルを持った個人が好き勝手に悪人を断罪し始めるの完全にダメだろと思うが、フークア監督の作品世界においてデンゼル・ワシントンは神なので何も問題はない。ただまあ前作に比べると展開が真っ当でちょっと物足りないんだよね。ラストバトルはSIRENの超効率プレイみたいで好き。

● LOU/ルー

Netflixで。これ結構よかった。"ナメてた相手が実は殺人マシーンだった"映画の系譜ではあると思うが、時代やロケーション、主人公の造形なんかがあんまり見たことないタイプで。

● オールドピープル

Netflixで。暫定今年ワースト。ゾンビを凶暴化した老人に置き換えただけの悪趣味な映画。この感じで「ドイツ社会の高齢化問題に警鐘を鳴らしてますよ」みたいなポーズ取ってんのが更に最悪。真面目にやれ。

アンチャーテッド

アマプラで。映像のクオリティもトム・ホランドの若ネイトもいい感じだけどやっぱ原作シリーズのダイジェスト版みたいな雰囲気あるわね。凄いことやってるのに「これ見たことあるな…」ってなっちゃう感じ。シリーズ何本か続いてこなれてくれば面白くなりそうだな〜

牛首村

アマプラで。おれはこのシリーズがだいぶ好きで。『樹海村』の時点でその気はあったが、今回かなり幻想怪奇のテイスト強めでいい。「実在の恐怖の村」みたいなお題目は完全にどっか行っちゃってるが、今後もこのテイストで続けてほしいな…次は寂れた漁村とか見たいよ。

● アントラーズ

アマプラでレンタル。ウェンディゴホラー。ウェンディゴってそういうビジュアルなの…?不穏な映像の合間合間で人体が大変なことになってたりするのが楽しいし、主役の男の子が不気味で良かった。

● テリファー

アマプラで。な〜〜〜んも中身のない悪趣味スプラッター。美女がイカれた殺人鬼に追いかけ回されて全員グチャグチャになって死ぬ…ってだけの話で、マジで最悪なんだけど最悪であることへの自覚と拘りが光っていて結構好き。殺人ピエロ、デザインもいいし一言も喋らない(吐息や呻き声すら一切発しない)のが素敵だ。続編が本国で公開されて、嘔吐・失神する人が続出してる…みたいな報道されてて笑っちゃった。

オリエント急行殺人事件

アマプラでレンタル。美術といいキャストといい、とにかく画が豪華でいいんだ。

● クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

Netflixで。何だかんだ結構観てるだろと思ってたが、確認したら2005年~くらいのしんちゃん映画全然観てなかった。これわりと良かったな…初期作にあるような不可解さというか、子供目線の怖さのテイストが若干感じられて。
ただ親世代の感動狙いが露骨すぎるのと終盤の展開がご都合すぎるのとで興醒めしちゃった部分もある。あと今回たぶんネネちゃん回なんだけど、大事なとこは結局しんちゃんが持ってくのでちょっと勿体無いよな〜と思うなど。

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

Netflixで。インディ・ジョーンズ風アドベンチャーいいよね…改めて観るとギャグで流してるけど普通に人が死にまくっててびびる(遺跡のトラップに巻き込まれるやつとか)。アナコンダ伯爵とミスターハブの死に様が結構マジで怖い。

● マスカレード・ナイト

アマプラで。これもケネス・ブラナーのポアロと近い枠というか、(日本スケールではあるけど)豪華な顔ぶれと金のかかってそうな美術が楽しい映画だ。あとおれは自分で思ってるよりだいぶキムタクを気に入ってるのかもしれない。

サイレントヒル

Netflixで。同監督でこれの続編やるって嬉しいニュースだな。2作目(リベレーション)はイマイチだったけど、これサイレントヒルの実写化としてはかなり良いと思うんだよな…

● 真夏の方程式

Netflixで。ガリレオってこういう性格なんだ。雰囲気すげ〜良かったんだけど終盤で邦画の悪いところが一気に噴出した感。全部セリフで説明すんのかい。

● 麒麟の翼

Netflixで。時代(10年くらいまえ)もあるだろうが、登場人物の行動理念や感情が全然ピンと来なくてすごかった。これ刺された親父が要らんことせずに大人しく救急車呼んどけばここまでいろんな人が苦しまなくてすんだんじゃない?とか劇団ひとりはそんなに怒られないとダメなのか?とか。

● 祈りの幕が降りる時

アマプラで。前作から結構日が空いてる(間にドラマシリーズとか挟んでる?)のもあって、主人公の性格なんか違くない…?というのでまず戸惑った。2作続けて「子供のために間違った決断をする父親」の話をするのすごいな。東野圭吾のヘキなのかこのシリーズのお約束なのか知らないがそういうの全然興味ないんだよな……

殺人の追憶

アマプラで滑り込み。何というか作品を取り巻くエピソードが強すぎる。映画の公開後に犯人が発覚していたり、その犯人がこの映画を鑑賞していたり。犯人はラストシーンのソン・ガンホと視線を交わしていたのだな…

● 西部戦線異状なし

Netflixで。旧映画版は観てない。これはかなり凄いと思う…淡々と理由なく死んでいく若者たちと対照的に映像はとにかく美しい。旧映画版と変わってるらしいけどラストシーンかなり好きだな。

以上。今月は映画館に行けていない…

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