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ホントはこれをメインタイトルにしたかったー「幹事力」ー


幹事力とは

僕は趣味幹事、特技幹事
ちなみに2019年の幹事回数は123回、のべ1,866人の方と時間をご一緒いただきました。…これに象徴されるように、僕の強みは「幹事力」。

「幹事」というと思い浮かべるのは「飲み会」とか「旅行」などの、単発で一定時間を運営する役割、ですよね?やることと言えば、参加者の募集、場所などの手配、精算、あたりでしょうか?

僕の幹事の定義は、違います。幹事はそんなに形式的で、浅いものではありません。
僕の「幹事」の定義は「旗を立て、仲間を集い、事を成す、そのきっかけと環境を作る存在」。幹事の語源的にも、付合します。

「旗を立てる」ためには「構想力」、「仲間を集う」ためには「共感力」、そして、事を成すためには「実現力」。幹事力は、この3つの力の足し算です。これは、最近よく耳にする「Community Manager」に求められる資質も、まず同じだと思います。

時間軸は、単発よりむしろ継続、です。なぜなら、普段の(良好な)関係がないと、単発で声をかけても、時間を共にする「必然性」が生まれないからです。

そして「旗を立てる」という部分は、コミュニティにも通じます
単発でも継続でも、時間を共に過ごすに際し、何のために、何を目指し、どんなことを、どうやる、の4点セットが必要です。

幹事の例=幹事力を発揮するタイミング

あえてわかりやすくするために、例として職場の送別会の幹事を考えます。
考えるべきは集う人の気持ちと「ゴール」
この思考法を「忘年会」でまとめたことがあるので、ご参考まで!

まずは「送られる人」
帰りの電車の中でどんな気持ち=ツイートがしたくなったら、成功とするか。

そして「送る人」。どんな気持ちで送れれば=どんな気持ちを送られる人と共有できていれば良いか、の2点です。

とするとこの時間の「ゴール」は、送られる人が仲間たちと過ごした時間に思いを馳せ「この仲間たちと時間を共にできてよかった」と思えること。

そのゴールと、送る側の感謝の気持ちを掛け合わせ、会の招集の仕方、会の当日のコンテンツ、そして、会が終わったあとのフォローなどを考え(=構想力と共感力の発揮)、実行することになります(=実現力の発揮)。

普段の関係が残念ながらよくないと、そもそも送ったり、送られたり、にならないと思います。ゆえに、その仲介をする「幹事」は、常にそのコミュニティの中で、良好な関係を築いておく必要があると思います。

そして、ここでのポイントは、幹事は場所取りや声かけや精算を行う人だけでなく「みんな幹事」であることです。

「幹事力」をタイトルにしなかった理由

のは、一般的な幹事のイメージと僕の定義がずれていたから、です。でも、こうして「呼吸するように幹事」する考え方と動き方の連続が、コミュニティ作りにつながります。ゆえに、これから書くことは、「幹事力」の因数分解です。

(写真は、令和初の新年会、そして、令和2年=2020年の初幹事だった、1月5日の「REIWAA」の集合写真です。「集合写真を撮影する意味」や「撮り方のコツ」もあるので、おいおい共有させて下さい)

今日のコミュ活

僕は平日の9:30から17:30は、いわゆる会社員です。
17:30以降(と言っても実際に退社はもっと遅いです)に、趣味と特技の幹事をさまざまなコミュニティでやってます。
今宵は幹事ではありませんでしたが、3軒のハシゴ酒ならぬハシゴコミュ。

1軒目は、社会人大学院生として教えを乞う中村伊知哉先生のコミュニティのデジタル新年会。ウリは「最も遅い新年会」。

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2軒目は、日経ビジネス「Raise」で今月から始まった「日経ビジネスRaise Live」。副編集長の大竹剛さんのナビゲートによる今宵のゲストは、Gaiaxの上田祐司さんと、著述家の北野唯我さん。よく存じ上げるこの3人によるトークテーマは「才能を殺す組織、生かす組織」。

質疑応答の2問目に「会社はいるのか?」と思わず質問。Gaiaxは一般的に考えられる会社とは大違いであるため。でも、上田さんの答えは「必要」。事業規模の確保と株式を報酬に使えるから。北野さんも「必要」。会社はブランドの「箱」。なるほど…。

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3軒目は、「6curry」。
EXPERIENCE THE MIXを掲げ、カレーをきっかけに集まった人がつながって、新たなものを生み出す空間。
木曜日は、渋谷店は「会員限定DAY」。会員の方が持ってきたチョコをみんなで味見。後味がシナモンから唐辛子に変わる「スパイスチョコ」が、特に美味でした。一定の空気のもとで作られるこういう動きが、ホント素敵です。



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