あの「ウイルス」で恐れるべきこと
昨日のお題は「コミュニティ内の『ヒト』の動き」。
「旗」の元に集った仲間(ヒト)の動き方は、「学ぶ」と「動く」を繰り返し、だと思います。どんなことが「えっ、うっそー」に当たるかを「学び」、そして、その学びに基づき、メンバーの共通の興味関心に向けて、継続して、動きます。するとメンバーそれぞれの「やりたいこと」や「やれること」が見えてきます。同時に、コミュニティとしての活動(やってること)の中で、自分の立ち位置や動き方が見えてきます。そのうちに、自分がやりたいこと・やれることと、コミュニティが求めること・期待することの交換が始まります。
すると参加者は「居場所」を作れるようになります。「居場所」=「活動」×「役割」。これが「貢献」と「自分の満足」につながっている時に、作れたとか、得られたと実感できるものだと思います。
さて、今日のお題は「あの『ウイルス』で本当に恐れるべきこと」。
あのウイルスは、引き続き世界各国で猛威を奮っていることは、報道などでご存知の通りです。その猛威により、さまざまな影響が生じています。
まずは、身の危険。
186の国・地域で計86万5970人超の感染が確認され、死者数は4万3082人にのぼっています(出所:https://www.afpbb.com/articles/-/3276649)。
これに対し、厚生労働省のHPによれば「クラスター対策」「水際対策」「治療薬の開発」などが進められています。いわゆる「3密の回避」などもこの中に含まれます(出所:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#houshin)
そして、リアルな人とのつながりの「機会」の破壊。
対策に掲げられている「3密の回避」などにより、人とのつながりの「リアルな機会」が破壊されています。これは、コミュニティの基本である「旗」の元に「仲間」が「リアル」(オフライン)に集えない状況を作り出しています。
しかし、新たな「創造」もあり。これにより、「バーチャル」(オンライン)の集いが「創造」されています。
■「セミナー」形式の集まり
「配信」に置き換わっています。これにより、リアルではSli.doなどを使って集めていた質問などが、YouTubeライブではコメント欄などで読み取れ、かつ、感想などの反応も見えるのでそれに合わせて内容やスピードを調整できるようになりました。
■「勉強会」的な企画
Google HangoutやZoomなどを介して、リアルに遜色のない内容で行えるようになっています。議事録的なものを写すこともできるので、リアルでホワイトボードを使っている感覚も、オンラインで活かせます。
■飲み会
これまたZoomなどを使って、セッティングできます。ボクは元々アルコールが飲めないので「飲み過ぎ」の感覚はないのですが、要は「家飲み」なので飲み過ぎる人もいるようです。ちなみにこの手の「飲み会」を、飲食店などが顧客との関係維持のために、「Zoom店オープン!」と銘打って、参加費無料で会を催したりしているケースもあります。
まとめ
リアルの「機会」を奪われても、人のつながり「自体」は破壊できないし、させません。そして、バーチャルな人とのつながりの機会は破壊どころか、むしろ「創造」されています。これは、コミュニティ・コミュニケーション・イベントのアップデートのチャンス!Zoomはハードルが高い…と思っても、1度使えば意外に簡単。難しいようであれば、LINEやFacebookメッセンジャーでも!
(写真は目黒川の桜並木です。来年はゆっくりお花見できることを、願うばかりです)
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