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「どうありたいか(Being)」から考えて動き出すヒトと「これをしたい(Doing)」から動き出すヒト…の2タイプがいる

2019年2月25日に、自分が他のSNSにこのタイトルで投稿しました。
改めて読み直し、引き続きその通り、と思うので、ちょっと整理して投稿します。

2タイプのヒト

ヒトにはいろんな分け方がある中で、「どうありたいか(Being)」から考えて動き出すヒトと、「これをしたい(Doing)」から動き出すヒト…の2タイプで分ける方法がある、と思います。

これは、先日のリクナビNEXTのインタビューでお話しした「トップダウン」か「ボトムアップ」か、とも言い変えられます。目標に向かって動く人と、目の前の面白いことをやる人
どっちがいい、とかではなく、どっちもいい、と思います。

それを踏まえて、思うことが3つ

一つ目は、タイプの見極め。

自分も向き合う相手も、「今まで」「今」「今から」、どっちのタイプかを見極めておくこと。

見極め方は、「今まで」と「今」は、自分も相手も「何に基づいて動いているか」を確認するとよいかも。

これを達成したい、で動く人は前者。これ面白いじゃん!で動く人は、後者。タイプを見誤ってお話すると、かみあわない。

トップダウンの人にボトムアップの話をしても、なんでそれが面白いの?になる。ボトムアップの人にトップダウンの話をしても、いやいやそんなこと考えながら動かないし、になったり。

でも、どっちのタイプも、いい。

二つ目は、タイプは変わることがあること。

今までは「どうありたいか」型だった人が、時間を経て「これをしたい」型になっていることもよくあります。

逆も真なり。「これをしたい」と思って動いているうちに、「こうありたい」が見えてくる人もいたり。

このポイントは、その変化にご自身では気づいてなかったり、それを認めるのが(なぜか)いや、という人もいたりします。ちょっと注意。

「今まで」がそうだったから、といって「今」や「今から」もそう、ではありません。

三つめは、その突き詰め度合は、人によって差があることを認めること。

即ち、「どうありたいか」の「トップダウン型」でも、その目標に到達するするための取り組み方や進捗は、人によって違う、ということ。

「これをしたい」の「ボトムアップ型」でも、ヒトや場によって「やりたい度」や「やれる度」は違う。

でも、どうあっても、いい。

ちなみにWell Beingには

DoingからでもBeingからでも、たどり着く気がします。
いずれにしても「自分が心地いい」という状態(あり方=やること×やり方)にたどり着けば良いからです。

コミュニティ運営にも通じる

ちなみにこれは、「コミュニティ」の設計や運営にも、当てはまると思います。

コミュニティは、トップダウンに近い形でスタート、が多い気がします。
というのも、
「共通の興味関心やアイデンティティ」、即ち「コンテンツ」に基づいて人が集まって形成されることが多いからです。

でも、日々の活動はボトムアップになっていることも、多い気がします。

これまた、どうあるのがいい、とかではなく、その場や集まっているヒトに応じてその型の「濃度」のバランスを取ることが大事、な気がします。

どっちも共通するのは、目標や面白さへの「コミット度」、いわゆる「デキ」「ヤルキ」「ムキ」以前の「イキ」の違いが影響する、ということ。

そしてその「イキ」の違いは、責めるモノではなく、お互い受け入れるモノ、な気がします。

(写真と本文は関係ありません。先にSNSに投稿するちょっと前に食べておいしかった鯛めしです。あ、食べ物も上述の「二つ目」と同じかも。好きなものが変わったり、食べられたものが食べられなくなったり…)

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辻 貴之
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