ここから何か生まれるかも会議、スタート!
2018年6月8日に自分のFacebookへ投稿したものを一部加筆し、まとめ直したものです。
3周年を迎えるあたり、今までの軌跡を少しずつまとめていきます。
「ここから何か生まれるかも会議」とは
「小説の作家と編集者の打ち合わせを、公開でやってみよう!」…ということで始まったこの企画。2018年4月29日にキックオフミーティングを行い、この日を迎えました。略称は「#ここ何」。
会議の概要は、小説の執筆初挑戦のカフエマメヒコの井川啓央さんと、稀代の編集者であるコルクの佐渡島庸平さんの打ち合わせを、名プロデューサーの角田陽一郎さんがファシリする、というもの。僕はこの企画の幹事をさせて頂きました。
会議でやったこと
まずお店満員の40人のお客さんと共に、井川さんの考え方や書き方や、佐渡島さんの編集の仕方を、両者をよく知る角田さんの肉付けとファシリの元で、伺いました。
そして、開演1時間前に井川さんが書きあげたばかりの作品を、一同熟読。
その感想を周りの人と共有したのちに、井川さんに想いを直接ぶつける!…という2時間半でした。
個人的に嬉しかった2つのこと
1つ目は、作品がまさしく自分のことを書かれていたように感じられるものだったこと。
2つ目は、ステージに上がった折に、井川さんが「辻さんに、こうして集える『交差点』を作ってもらった」と仰っていただいたような時間を、みんなで作れた(=想いを共有出来た)こと。
どっちも…ありがたい。
ありがたい、と言えば、井川さん、佐渡島さん、角田さんはもちろん、一緒に準備してきた仲間たちや、集って下さったたくさんの友達に、深謝です。ありがとうございました。
皆さんもこの楽しいお三方と、作品が「生まれる」プロセスを、ご一緒しましょう!
2021年5月に加筆したことーここまでの流れー
ここから2冊の本が出版されました。
『LESS IS MORE』
『レモンベーカリー』
20年3月より内容がアップデートされました。
井川さんの脚本で佐渡島さんがお芝居に挑戦されるなど、新たな動きも生まれています。こうした前回の「ここ何」から当日までにそれぞれに起こった出来事を、カフエマメヒコの美味しいお食事をいただきながら語らっています。
21年5月25日に祝!3周年の「ここ何」が開催されました。
TBSドラマ「ドラゴン桜」のことや、先日、井川さん演出で佐渡島さんも出演されたお芝居「ぽうく」の制作過程の話など、いろんな「何か」が生み出されたことをおしゃべりしました。その様子は改めてまとめます。