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幹事力 ー事例:新年会①ー

こんにちは!辻貴之(G2)です。

ますは、ありがとうございます。
おかげさまで、こんなささやかな書き物にご期待下さる方がいらっしゃることがわかり、かなり励みになっています!

そして、おかげさまで今週も、たくさんの幹事の機会に恵まれました。
これまた、ありがとうございました。

少なくとも週1をめどに、少しずつ書き進めようと思います。

現時点での書き方のイメージは、会を開催する3つの時間軸である
【①当日まで、②当日、③当日後】という流れで、まとめる見込みです。
どうぞ、お付き合い下さい。

今日は実質的に初回です。

事例として、大盛り上がりでお開きとなった「新年会」を用いて、3つの時間軸をぎゅっとまとめて、お示ししたいと思います。ポイントは「知らない人同士の交流の仕掛けの作り方」です。

今回はまず「当日まで」に考えたり、準備したことをまとめます。

■ 当日まで

① そもそもこの新年会&新年会開催のきっかけは?

僕(G2)は昨年秋まで2年2ヶ月、海外に赴任していました。
久しぶりの日本での新年を、「G2が海外赴任から2年2か月で帰ってきたから2月22日に集まろう!の会」と称して、お祝いした次第です。

ちなみに何かを催す際の鉄板のきっかけは、「季節の変わり目(忘年会や新年会、お花見、)」「お祝い(誕生日など)」「動き(異動、卒業や入学)」の3つ、だと思います。

参加者は大きく5つのコミュニティに属する80人強の方々でした。
5つとは①大学時代のサークル、②大学院の仲間、③&④2つの勉強会の仲間、そして、⑤赴任先の仲間です。

なお、この中に同じ会社や仕事つながりの方は、1人も居ません。また、数人をのぞき他のコミュニティには知り合いが居ない、また、各コミュニティの中も所属時期などが異なり全員が知り合いではない、という状況でした。これは事前にお伝えしました。

② まず考えたこと

1)ゴール・2)そこに辿り着くためのコンテンツ・3)そのために不可欠な要素(ポイント)、でした。

1)ゴール
「きっかけを得て頂くこと」。
「きっかけ」は、お帰りの際に「Facebookの友達申請」や「思わずインスタに投稿」したくなる「ヒトやコトとの出会いが生まれている状態」と設定しました。

2)コンテンツ
「旧交を温める時間」と「新交を作る時間」の2つ。
「旧交」は当初の約40分。席を所属コミュニティ毎にまとめ、久しぶりに集うことです(ちなみにお食事もご一緒に!)。「新交」とは、後半の30分で席替えをし、複数のコミュニティの人と交わる時間にし、新たな出会いを作ることです。

3)ポイント
「旧交をベースに、新交を『安心』して作れること」(=ひとりぼっちを作らないこと)と、「話のきっかけを作っておくこと」。

「安心」は席替えの際に、「旧交」の人と二人一組(ニコイチ)で動いてもらうようにし、少なくとも1人は知っている人が居る状態にしました。
「話のきっかけ」は自己紹介のサンプルフォーマットを事前に案内し、考えてきてもらいました。その中の項目のひとつを「#わたし、実は○○なんです(#○○)」とし、ちょっと自分をぶっちゃけてもらって、共通の趣味や話題の人を見つけてもらおう、と考えました。
さらに名札に「ニックネーム」と「#○○」を書いてもらいました。

③ 幹事チーム作りと会場選び

1)幹事
各コミュニティから1〜2名ずつ、お願いしました。
お願いした際のポイントは、ご自身から「幹事やります!」と仰って下さった方で、年齢・業種・職種・強みがバラバラであること。この手の会の幹事は、経済的利害関係が全くないので、日頃の信頼関係が鍵な気がします(ゆえに、会はいつも続いている、と考えています)。

また、幹事の皆さんは全体の中で視認出来ることと、ちょっと違う雰囲気を作るために、グッズを作ることをお勧めします。今回は「てぬぐい」を作り、どこかに身につけて頂きました。

2)会場
旧知の方のご紹介。
幹事で下見に行ったのがお初の訪問(僕はこの手の会でこのようなことは、余りしません。ほぼ、事前に下見します。そのポイントは別の機会に)。

下見の折に、特に大学生の方々から「インスタ映えする!」「ストーリー映えする!」と喜んで頂けました。交通のアクセスの良さと適切な値段、130人まで入るサイズ(止まり木となるテーブルの稼働が可能、会場のどこからでもモニターが見える)、食事と飲み物が美味しい、お店の方が親切…など特徴で決めました。

…ということで、ひとつの会をも通すのにも、こうして書いてみるといろいろ考えたり、やってみたりしていますね。今回は書いていないけど、考えたり、やったりしていることは、おいおいの中でまとめます。

でも、どれもひとりで出来るものではありません。幹事チームと、当日の参加者の方のおかげで出来たもの。改めて、感謝申し上げます。

次回以降、「当日」と「当日後」について、整理してみます。
長文へのお付き合い、ありがとうございました!



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辻 貴之
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