コミュラボ 第18回オフ会 小国士朗さんと語る「熱意とコミュニティ」(開催速報!)

昨日のお題は「コミュニティとは、自らの専門領域そのもの」。

ピーター・F・ドラッカーが「私を変えた7つの経験」のなかで、成長について「成果を挙げ続け、成長と自己変革を続けるには、自らの啓発と配属に自ら責任を持つ、ということがある」と述べています。

そんな人が働く今後の社会は「知識を基盤とする組織」が中心となり、自らの知識によって企業や社会に貢献する「知識労働者」が増える、と見込んでいます。

そんな知識労働者の帰属先は、組織ではありません。その組織に貢献するために自らが持つ「専門性」です。ゆえに、(自己)啓発を続け、自らの専門性を発揮する場の獲得、すなわち配属に責任を持つ必要があるのです。そして啓発と、配属を変えていくことで、成長するのだと思います。

さて今日は、コミュラボオフ会開催報告です。

ゲストは小国士朗さん。テーマは「熱意とコミュニティ」。
コミュラボオフ会史上最長の3時間ぶっ続けトークでした。

小国士朗さん

小国さんは、2003年にNHKに入局。「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」「プロフェッショナル 仕事の流儀」など情報系のドキュメンタリー番組を中心に制作。社外研修制度を利用し電通PR局で勤務を経て、コンテンツのプロモーションやブランディング、デジタル施策を企画立案する部署で、ディレクターなのに番組を作らない“一人広告代理店”的な働き方をされた後、2018年6月に退職。

今は「注文をまちがえる料理店」「ラグビーワールドカップ『丸の内15丁目』PROJECT」「Jリーグ『シャレン』」「deleteC」などのプロデュースをされています。

おすそ分け

幼少期の体験で気づいた「自分の中の熱意」の存在、それを活かせる場を得たNHKでの日々、いずれの時にも大切にしている人の巻き込み方や物事の見方などなど。

ご自身の持つ熱意=「モンスター」を、自分のためだけでなく誰かのためにも向けるきっかけを大学の卒論執筆でつかみ、それを「みんなの」NHKという「水路」に流し込んで番組制作に励まれます。

その際に、最後に見たい絵を「この指止まれ!」と掲げて共有し、すべてを決め込まず「ふわっ」としたチームを作り、物事をいつでも「素人」としてみて「わかった」と思わず、「違和感」を見逃さないようにされていたとのこと。

そして、常に大切にされているのが、お父様に言われた「自分の心には嘘をつけない」の一言「自分の心が動いたことしか、やらない」と33歳で命を落としかけた時に決めたそうです。

「あー!それ気づかなかった!くやしー!でも、一緒にやってみよう!」ということに気づき、形にしていくのが、好きで得意なのだな、と思いました。

興奮冷めやらないので、詳しくはまた、改めて!
しばし、守隨さんのグラレコで!


ありがとうございます!頂いたサポートで、コミュニティ活動&幹事で知見を得て、また、共有します!