テレビ朝日『タモリ倶楽部』大学対抗!ストローのズズズ音解消大作戦

飲み物をストローで飲む最後の音が恥ずかしいというのなら
麺類をすすることはどうなのだろう?

伊丹十三はエッセイで
カレーライスを食べる前に、いちいちお冷やにスプーンを入れて洗うな!
別に汚くなんかないだろが、と揶揄しているが
お米がスプーンにひっつくのを防止するためであって
スプーンが汚いから、などという理由からやっているのではない。

さいとう・たかをも、同じくエッセイの中で
車が通ってもいない赤信号で
横断歩道を渡らず止まって待ってる奴はバカだと罵倒するが
都会では、電車の一駅や二駅は徒歩で移動するのが当たり前であり
歩き疲れたからといって
青信号なのにわざわざ止まるわけにもいかないのだから
赤信号で休憩がてら止まって、青になるのを待ったって
なんらおかしくなんかない。

さて、麺類をすすることであるが
生まれつき喘息持ちの自分は
喉の変なところに入ったら、と思うと怖くてできず
わざわざ音をさせて食うなよ!と、幼い頃からもうずっと思っている。
コロナ禍で、飛沫を飛ばして麺類を食べる人なんて
頭がおかしいとしか思えず
これをきっかけに麺類をすすることがNGになったらなあ、と
期待しているのだが、全然そんなこと言われてない。

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