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【これを読むだけでドバイ不動産の基礎がわかる!ドバイ不動産のデベロッパーと今後の展望】

こんにちは、りこです。

先日、提携先のお客様にドバイ不動産をご案内させて頂きました。
初めてのドバイ不動産に大変感動しておられまして、わたしもとても嬉しかったです。


株式会社八木商店 八木社長と提携先の黒瀬さん

今回のアテンドは株式会社 八木商店の八木社長。
漆を布や食和紙などにプリントするという技術をお持ちで、この技術を世界へ広げたく市場調査にドバイへいらっしゃいました。
ついでに不動産も見てみたいとのことで、色々とご案内させて頂きました。

八木社長のプロダクトとても面白いので、ぜひ見てみてください。


ということで、普段はドバイの法律や税金のお話ですが今回は皆様がご興味あるであろうドバイ不動産についての記事をまとめました。
ドバイ不動産投資についてご興味のある方のご参考になれば幸いです。


ドバイの不動産投資に興味はあるものの、様々な不安や疑問を抱えていませんか?
市場の動向が掴めない、信頼できるデベロッパーがわからない、海外投資のリスクが心配、価格が高すぎると感じている…
あるいは最新のお買い得物件情報がどこにあるのかわからない、といった悩みはありませんか?

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ドバイ不動産投資の魅力から主要デベロッパーの特徴、最新の市場動向まで、包括的な情報をお届けします。
特に、ドバイを代表する4つの主要デベロッパーについて詳しく解説し、それぞれの特徴や注意点をまとめました。

ドバイ不動産市場の概要

ドバイの不動産市場は、その独自の魅力と将来性から、国際的な投資家の注目を集め続けています。
経済的安定性、税制上の優遇措置、高い投資利回り、充実したインフラ、そして戦略的な地理的位置など、多くの魅力的な要素を備えています。

しかし、投資を検討する際には、市場の特性や各デベロッパーの特徴を十分に理解することが重要です。
以下では、ドバイを代表する4つの主要デベロッパーについて詳しく解説していきます。

主要デベロッパーの解説

1. エマール・プロパティーズ (Emaar Properties)

エマールは、ドバイ不動産市場の顔とも言える存在です。1997年の設立以来、革新的な大規模プロジェクトで知られ、ドバイの象徴的な建造物の多くを手がけています。

主な特徴:

  • 政府系企業として高い信頼性

  • 世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の開発者

  • 住宅、商業施設、ホスピタリティなど多岐にわたるプロジェクト展開

  • 高品質と優れた立地で知られる物件群


エマールのプロジェクト、ブルジュハリファより高いタワーの建設計画

代表的なプロジェクト:

  • ブルジュ・ハリファ(世界一高いビル、828m)

  • ドバイ・モール(世界最大のショッピングモール)

  • ダウンタウン・ドバイ(高級住宅と商業施設の複合エリア)

エマールの物件は、長期的な価値の上昇が期待できる点が大きな魅力です。しかし、個人的な見解を述べると、エマールには光と影の両面があります。

エマールの特徴と注意点:

  • 安定性が高く、ブランド力も抜群

  • 値段やペイメントプランが非常に強気

  • 人気物件は市場に出回る前に内々で売買されることが多い

  • 一般投資家にとっては手に入れるのが難しい場合がある

  • リリースのタイミングで即座に頭金を支払える財力が必要

つまり、エマールの物件を手に入れるには、タイミングと資金力の両方が重要になります。
長期的な資産価値は非常に高いですが、参入障壁も高いのが現状です。

2. ナキール・プロパティーズ (Nakheel Properties)

ナキールは、大胆な人工島プロジェクトで世界的に注目を集めたデベロッパーです。
2000年の設立以来、ドバイの海岸線を大きく変える革新的なプロジェクトを次々と展開しています。

主な特徴:

  • 海洋関連プロジェクトの専門家

  • リゾートやレジャー施設の開発に強み

  • ドバイの観光地としての魅力向上に大きく貢献

  • ユニークな立地と高い観光価値を持つ物件群

代表的なプロジェクト:

  • パーム・ジュメイラ(ヤシの木型の人工島)

  • ザ・ワールド(世界地図を模した300の人工島群)

  • ドラゴン・マート(世界最大の中国製品専門モール)

ナキールの物件は、特にユニークな立地と高い観光価値が特徴で、賃貸収入を重視する投資家に人気があります。
しかし、個人的な観察からいくつかの注意点も挙げられます。

ナキールの特徴と注意点:

  • 大規模開発プロジェクトに強み

  • 物件情報があまり一般に出回らない傾向がある

  • 一般向けのPRにそれほど力を入れていない印象

  • 情報収集には一工夫が必要

  • 独自の販売戦略を持っている可能性がある

つまり、ナキールの物件に投資を検討する場合、積極的な情報収集と現地エージェントとの連携が特に重要になると言えるでしょう。

3. ダマック・プロパティーズ (DAMAC Properties)

ダマックは、高級不動産市場に特化した民間デベロッパーです。
2002年の設立以来、ラグジュアリーな物件で名を馳せ、高級志向の投資家から支持を集めています。

主な特徴

  • 高級ブランドとのコラボレーション

  • スタイリッシュなデザインと高品質な仕上げ

  • 中東全域での事業展開

  • ブランド価値を重視した物件開発

代表的なプロジェクト

  • DAMAC Hills(ゴルフコース付きの高級住宅コミュニティ)

  • AYKON City(ドバイ運河沿いの超高層複合施設)

  • DAMAC Towers by Paramount(パラマウント映画をテーマにしたホテルと住居)

ダマックの物件は、高級志向の投資家やブランド価値を重視する購入者に適していますが、過去にはいくつかの課題がありました。
しかし、最近では大きな改善が見られます。

ダマックの特徴と変遷

  • 過去には突貫工事による品質問題があった

  • 以前は構造的な欠陥(配管破裂など)が目立ち、一時期信用を失墜

  • 近年は造りがしっかりしており、品質が大幅に向上

  • 最新の物件は内装の美しさや水回りの質の高さが際立つ

  • 現在は非常におすすめできるデベロッパーの一つに

わたし自身、最近ダマックの物件に宿泊する機会があり、その品質の高さに感銘を受けました。
ダマックは過去の教訓を活かし、品質管理を徹底することで、再び投資家の信頼を勝ち得ていると言えるでしょう。

4. ショバ・グループ (Sobha Group)

ショバは、1976年にオマーンで設立され、その後ドバイでも事業を展開している老舗デベロッパーです。
高品質な住宅開発で高い評価を得ており、特にその細部へのこだわりが特徴です。

主な特徴

  • 品質とデザインへの徹底したこだわり

  • 高級住宅と複合施設の開発に注力

  • 長年の実績による高い信頼性

  • 建築過程の透明性を重視


ショバのショールームはいつでも満員御礼

代表的なプロジェクト

  • Sobha Hartland(ドバイ中心部の緑豊かな住宅コミュニティ)

  • District One(モハメッド・ビン・ラシード・シティ内の超高級住宅エリア)

  • Sobha Creek Vistas(ドバイ・クリーク沿いの高層マンション)

ショバの物件は、高品質な仕上げと細部へのこだわりが特徴で、長期的な資産価値の維持を重視する投資家に適しています。
個人的な見解を交えると、ショバには以下のような特徴があります。

ショバの特徴と注意点:

  • 元々オマーンの宮殿などを手掛けていた実力派デベロッパー

  • ショールームに建築過程のこだわりを見られる博物館のようなスペースがある

  • 日本人には当たり前かもしれないが、ドバイでは珍しい建築へのこだわり

  • 納期が遅れることがほとんどない点も大きな魅力

  • 完璧を追求するあまり壁を厚くしすぎるなどの特徴がある

  • 過度な品質追求により、資産価値が多少落ちる可能性がある点には注意が必要

ショバは、その品質へのこだわりから大人気のデベロッパーとなっていますが、投資目的によっては過度な品質追求が裏目に出る可能性もあります。
長期居住目的か、投資目的かによって、評価が分かれる可能性がある点に注意が必要でしょう。

最新の動向:ドバイ不動産市場2024年の展望

ドバイの不動産市場は、2024年も引き続き活況を呈しています。以下に、最新の市場動向と投資機会についてまとめました。

  1. 価格トレンド

    • 高級物件市場:依然として強い需要が続いており、特に海沿いやゴルフコース隣接の物件で価格上昇が見られます。

    • 中価格帯物件:新興エリアを中心に安定した需要があり、緩やかな価格上昇傾向にあります。

    • 賃貸市場:観光業の回復と共に短期賃貸需要が増加し、賃料の上昇が見られます。

  2. 注目エリア

    • Dubai Creek Harbour:新しい開発エリアとして注目を集めており、将来的な価値上昇が期待されています。

    • Dubai South:エキスポ2020の会場跡地周辺で、新たな住宅・商業開発が進行中です。

    • Jumeirah Village Circle:手頃な価格帯の物件が多く、若い専門家や家族向けに人気が高まっています。

  3. 法規制の変更

    • 長期ビザの拡充:不動産投資に関連した長期ビザの条件が緩和され、より多くの海外投資家を引き付けています。

    • 外国人の不動産所有権:一部のエリアで外国人の不動産所有権が拡大され、投資機会が増加しています。

  4. 技術革新

    • スマートホーム技術:最新のIoT技術を搭載した物件が増加し、付加価値として認識されています。

    • サステナビリティ:環境に配慮した建築設計や再生可能エネルギーの導入が進み、長期的な運用コスト削減が期待できます。

  5. 投資機会

    • オフプラン物件:建設前または建設中の物件を購入することで、完成後の価値上昇を見込むことができます。

    • 複合用途開発:住居、オフィス、商業施設が一体となった複合開発プロジェクトが増加しており、多様な投資機会を提供しています。

    • ホテル・コンドミニアム:観光業の回復に伴い、ホテル運営型のコンドミニアムへの投資が注目されています。

結論:ドバイ不動産投資の可能性

ドバイ不動産投資は、単なる資産運用の手段だけでなく、グローバルな視点でのライフスタイルの選択肢を広げる機会でもあります。
各デベロッパーの特徴を理解し、最新の市場動向を踏まえることで、より戦略的な投資判断が可能になるでしょう。

しかし、どの投資にも言えることですが、ドバイ不動産投資にもリスクは存在します。
市場の変動、政治的変化、グローバル経済の影響など、様々な要因が不動産価値に影響を与える可能性があります。

最後に、投資判断は個人の財務状況や投資目的によって大きく異なります。
この記事の情報を参考にしつつ、必ず専門家のアドバイスを受けた上で、慎重に判断することをおすすめします。

こちらでは主にデベロッパーの一般的な事項についてまとめましたが、ドバイ不動産はここにはまとめきれないくらい奥深いものがあります。
ご興味があれば、ぜひ一度ご自身の目でご覧になって頂ければ幸いです。

もう少し詳しい話が聞きたいなどがありましたら、ぜひ下記よりMTGをご予約ください。

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