2021-22 JCX#2 幕張クロス : Race Report
大会名:JCX第2戦 幕張クロス
開催日:2021年11月7日(日)
場 所:千葉県幕張海浜公園特設コース
カテゴリー:Men Elite (C1)
距離 x 周回数 : 2.5km x 10 Laps = 25.0km
結果:4位
JCX開幕戦から約1ヶ月後の11/7(日)、幕張海浜公園特設コースでJCX第2戦目となる幕張クロスが開催された。前日に「MTB全日本選手権XCE」に参戦して若干疲労感はあるもののネガティブ要素はほぼない。しいて言えば、日帰りで往復して参戦した前日に加えて、この日も昼の試走時間が限られているため、朝の試走に間に合うよう4時20分に起床したので寝不足感は否めない。
目標
幕張クロスはスターライト幕張の頃からコースの相性が良く好成績が続いているコースだ。昨2020年大会では表彰台の夢を一瞬見るほど良い走りができて4位になった。今年はMTB全日本選手権XCCが同日開催だったので、沢田時選手が不参加。その他は開幕戦と同じ顔触れだった。
このため、今年の幕張はなにがなんでも表彰台に載る気持ちでレースに臨んだ。
2017 : 9位 (スターライト幕張:ナイトレース)
2018 : 9位 (スターライト幕張:ナイトレース)
2019 : 6位
2020 : 4位
バイクセッティング
愛機TCX(XSサイズ)に、IRC SERAC CX EDGE チューブレスタイヤとGIANT SLR 42 Hooklessホイールシステムを組み合わせた昨シーズンからのスタメン機材を幕張でも使用。フックレスになったSLRホイールがEDGEのサイドグリップを最大限に引き出してくれるので、幕張名物のキャンバーや芝のコーナーでアドバンテージを得ることができた。芝、キャンバー、数ヶ所あるプチ溝越えなど、変化のある幕張での空気圧は昨年同様悩んだ。朝と昼の試走で1.42~1.55barまで数パターン試して、さらに現地に観戦に来ていた元全日本チャンピオンのM田K平氏の意見を参考に、自分の標準となる1.45barに決定した。
レースキット
気温が高かったため迷わず ChampionSystem APEX サマースキンスーツ(半袖)を着用。前日のMTB戦は日曜日の幕張を考えて半袖を温存してAPEXサマースキンスーツの長袖を着用した。(洗濯乾燥が間に合わない可能性高いため)
APEX サマースキンスーツは圧倒的な軽さと薄さ、そして抜群のフィット感で空気抵抗も軽減してくれる。なにより真夏でも暑さを感じないスケスケ感も魅力だ。足元もずれ下がることがなく、長さもお気に入りの「APEX エアロレースソックス」で今回もマージナルゲイン。
カフェインブースト
狙ったレースに向けて、数年前から導入しているのがカフェイン断ち+当日ブースト接種だ。レースが日曜日なら、水曜の午後から土曜いっぱいまでカフェイン(大好きなコーヒー)を断って、レース当日に総量400mg接種することでカフェインの覚醒効果を最大限に発揮する。この週末は土日連戦だったので悩んだが、JCX幕張に照準を合わせて、前日のMTB全日本XCEはカフェイン枯渇状態で挑んだ。
そのため、会場についてから一杯目に飲んだ「CrossCoffee」のドリップコーヒーは最高に美味しかったな😋
レース
ゼッケン4番で開幕戦に続き最前列中央に並ぶ。2年前までの憧れだったAJOCC公式フォトグラファーOdaさんのタイヤチェック動画に登場する機会も増えてきた。ここ幕張ではいつも以上にたくさんのフォトグラファーさんに撮影していただけたが、「巨匠」のこの作品に参加できるのも最前列ならでは。ちなみに👇🟥33歳🟨22歳🟦44歳でぞろ目の幕張サンバルカン。
多くの観客に見守られるなか、スタートのペダルキャッチも上手くいき、🟥小坂選手の番手で第一コーナーへ。その後、優勝候補の大本命🟨織田選手が上がってきて3番手でインフィールドへ。
1周目の3/5地点の忍者返し区間でミスをしてしまい、前の2人から遅れてしまう。そこから単独走行となるが、2位の小坂選手も単独で見える位置にいるので、得意な区間でタイムを短縮して3周目の前半で合流した。
しかし合流の矢先で小坂選手がスリップして転倒。休む間もなく単独走行になってしまったが、この時点で2位につけている自分に少し興奮。
この日は風が強く、まだ前半だったこともあり、4周目に小坂選手と合流した。このまま二人で淡々と走りたかったが、後方から若手の副島選手がものすごい勢いで追いついてきてパスされてしまう。
5周終了時点では、副島選手に9秒リードを許して小坂&斎藤パックが追う形に。
6周目に副島選手が失速したので、小坂・斎藤がパスする。その後ミスしてしまい、6周終了時点で小坂 - (3秒) - 斎藤 - (3秒) - 副島の順。
残り2周となった7周目。中盤の忍者返し直後の溝越えで、ミスしてしまいリアタイヤを岩に当ててパンクしてしまった。ピットまで800mほどベコベコのタイヤで走行するも、副島選手にパスされて単独4位に。(7周目の最遅ラップ賞)
最終周回もできる限りのプッシュをするも、前との差は埋まらず単独4位でゴール。
レース後はここ数年で一番悔しく自分に残念な気持ちがあふれ出てしまった。8周の内、7周目以外はまったく通らなかった岩のラインに進んでしまった。目がチカチカしてきたタイミングもあるが、後半疲れているときのマネジメントが課題であることを痛感したレースだった。反面、それ以外の走りの内容は良い点が多かったので、また別のレースで表彰台に挑戦したい。
AJOCC公式レース動画
リザルト
1: 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)57:40.3
2: 小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +1:17
3: 副島 達海(Limited Team 846)+1:28
4: 斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)+2:01
【ラップタイム】
使用機材
Bike : GIANT TCX ADVANCED PRO (XS-size)
Wheel : GIANT SLR 1 42 Hookless Wheelsystem
Compo : SHIMANO Ultegra & DuraAce Di2
Gear : 40 x 11-30T
Tire : IRC SERAC CX EDGE F&R/1.45bar [体重 : 52.4kg]
RaceKit : Champion System APEX サマースキンスーツ