圧倒的な最下位
5月4日、鹿児島での試合結果により俺の愛するギラヴァンツ北九州は、J3リーグの最下位になった。
試合後現場では厳しい意見が飛び交った。
この状況を変えるのは俺たちだけ、監督からも今回は個人のミスだから今は我慢してほしいと。
その時、コバさんは微笑んでた。
それが俺にはめちゃくちゃ怖く感じた。
俺は監督に「本当か?」と疑い叫んだ。
監督は大丈夫と答えた。
あれから10日経つ
結果は残酷だった。
弱いのは仕方ない、そんな事は慣れてる。だけど、声を掛け合ったりせず、ビビりながらプレーしてる姿は見たくねぇよ。
ゴール裏を見てるか?例え枠を外れたシュートでも攻める気持ちが見えたり、ピンチの時にイエローカードを貰ってでも相手を止めたシーンに俺たちは拍手や叫んだりとアクションを起こしてる。
訳があるから俺たちを宥めるように発言する
訳があるから逆ギレする
人生かけてフットボールという競技をして、何かの縁で北九州に来たんだろう、なら俺たちも人生かけて応援したい。俺はただゴール裏に来て飛んで叫んでるサポーターだけど、胸を張って言わせてくれ。
平日は試合を楽しみに仕事をしているサポーターもいるだろう、必死に稼いだバイト代でアウェイに行く学生もいる。全ては北九州の勝ちが見たくて。
だからそのエンブレムをもう一度見てほしい。
昨季J3の13位のクラブじゃない、北九州のクラブだ。
選手の何人かは俺たちの事をめんどくさい奴らだなって思って拗ねてる奴もいるだろう、けどな勝ったらピッチに降りて抱きつきに行きたいぐらい、お前らを愛してるからな。