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真のお金持ちはあえて己を隠す


お金持ちになりたての人や一時的に大金が入っただけの人は、自分という存在を外に出そうとする。 見栄っ張りというやつだ。

彼らは自慢したいのだ。 

彼らは満たされていないが故に自分を大きく見せようとする。

しかし、真のお金持ちは己の大きさをあえて隠す。

隠すだけでなく、さらに下げて小さく見せる

自分をあえて小さく見せることに楽しさすら感じているのだ。

これらは己を認め、満たされているからこそできる技だ。

例えば、100億の資産を持つ富豪が移動に軽トラで現れるとか

ユニクロのカジュアルコーデでファッションを済ましたり。

食事も納豆ご飯と質素なものを摂る。

何故そうするのか。

とんでもない大きな自分という存在をあえて押し殺し、周りには小さくみせておき、自分の中でそのギャップを楽しむのである。

スパイダーマンを見たことがあるだろうか?

主人公のピーターは超人的な蜘蛛の力を手に入れた町のヒーローだ。

しかし普段はうだつの上がらない一般人だ。

その正体を隠し。普段から、「自分はあの有名なスパイダーマンだ、証拠見 

せるね」などと言わないのだ。

ヒーロの美学と富豪が己をあえて小さく見せるのは何か共通点がある。

どちらも大きな器がなければできないことだ。

真のお金持ちはヒーロなのだ。

ヒーローは自慢などしない。

ここまで読んで、自分もそういうとこに楽しさを感じると思えた人は

ヒーロの素質がある。

スパイダーマンも真のお金持ちもかっこいい。


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