強い感情の前、何を感じてますか?
『怒り』と『思いやり』。
ビジョナリーキャンバスというサービスを通じて様々な方の”トリセツ”を作っていると、強い感情が生まれるエピソードにも向き合います。感情は様々なことを教えてくれる。今日はそんなお話をしたいと思います。
どうぞお付き合いください。
この記事ではこんなことを語っています。
怒りの前にあること
以下の図は、『MBTIのいざない』という書籍を読んで私が作成した図です。
『怒り』という感情は何を知覚するのか?ということに依存します。例えば、”期待に沿わなかった”という事象を人は何かしらの出来事から知覚します。MBTI的に言えば、
直観優位(診断結果に「I」がある人)はそれを間接的に感じます。象徴的な行為だったり、パターンから推測して感じ取ります。
感覚優位(診断結果に「S」がある人)はそれを直接的に感じます。直接的な表現、特に事実からそれを感じ取ります。
感情から感じるものを導く
ここから分かるのは、怒りを感じるときには何かしら、事実に限らず私が感じた”何か”がある。そしてそれは、怒りという感情を生み出した、ということ。
この図は、怒りの前に何があったのかを理解するために役に立ちます。
そして大抵の場合、怒りの前には、大事にしていたものが壊されたり、阻害されたり、尊重されなかった(と思い込む)現象があるようです。
要するに怒った記憶の直前には、「自分が大切にしたい願い」が埋まっているんですね。
思いやりからも見えるものがある
さて、次は『思いやり』という感情を見てみましょう。
『思いやり』の前にあるのは周りからサポート、そして励ましのようです(気になる存在、大切な人などは「その人がいるだけで自分が励まされる」のでしょう)。
これも同様にどんな行為・どんな現象にサポート・励ましを感じるかは人それぞれ。Aさんにとってサポートだと感じるものは、当然Bさんにとってサポートに感じるとは限らない。
こういった特性を表したのがMBTIの直観優位(診断結果に「I」がある人)と感覚優位(診断結果に「S」がある人)の差異です。
ここから言えることをもう1つ。すなわち、『思いやり』を感じて何かしたくなる自分を振り返れば、その感情の前には必ず誰かからのサポートや励ましを感じた自分がいるということです。
自分を知る”便り(たより)”になる感情
強い感情を感じたとき、人はすぐにそれを放置したくなります。『怒り』であればもう二度と感じたくないと思うだろうし、『思いやり』であれば何を相手にしてあげるのかに夢中になってしまう。
1つ呼吸を置いて、自分の感情に向き合う時間もぜひ大切にしてあげてください。
また、自分1人で振り返ることに不安があったり、自分をもっと知りたいという方はぜひ、あなただけの”トリセツ”をつくるビジョナリーキャンバスを利用してみてください。
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『MBTIへのいざない(2012年初版)』
MBTIのことを解説した本ですとこれが一番おススメ。
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