「セロー225」ってどんなバイク⁈〜マシン紹介とスタート編〜
本noteはTTRの紹介ばかりでしたが、自身が精力的にセローで活動していた事もあり。
またTTR乗りは複数台持ちでセローを保有している方も少なからずいるようなので、折角得た知識をnoteに残しておく事にしました✍️
勿論街乗りメインではなく、エンデューロ向けなマシン製作も含めての仕上げ方やパーツチョイスを自分なりに解説していきたいと思います。
私がたまに説明する時に使うのですが
「TTR125とセロー225は味付けも構造もよく似ている」
という点です。
TTR125は小さいセロー225と説明したりもしています。
なので本noteをよく読んで頂いている方でマシンを触った事がある方は「確かにね」と思う点もあるだろうし、これを機にセローに興味が出た方、現オーナーでセローでレース参戦している方もTTRに興味を持って頂いたり…
様々な方がいると思います。
乗り味とかに関しては…
デッカイTTR125ですw
それが一番わかりやすい説明ですσ^_^;
セローを作る上でまず各年式やモデルを解説したいと思います。
…と言いたい所ですが
セローの歴史、モデルごとの変更点や大まかな差について語るとTTRの数十倍の内容になるので😅(説明サイトは今更で探せば沢山ありますので)
ザクッと割愛の上で「もし今からセローに乗るならどのモデル⁈」だけを掻い摘んで解説したいと思います。
御先祖にXT200というバイクの存在があり85年にセロー225初期モデル(1KH)が出ました。
この形が88年辺りまで〜
89年にフルモデルチェンジ!(型式は3RW)
外装が一新されてセルモーターが付きました。
93年(型式4JG)からマイナーチェンジが入り、ライトの大型化とリアディスクブレーキが大きな変更点。
97年(4JG5〜)からまた外装が一新されて各部小変更が入りました。
2000年から最終モデル5MPに。
見た目こそ4JG5〜と一緒ですがエンジンや電気周り他多数に新規専用パーツが。
かなり駆け足なザックリ説明ですが、大別するとこんな感じです(本当はもっと細かい)
こんな多種多様にある各モデルの中から
「今から買うなら(※レースでも使うなら)」前提で推し(反対に推しでない)モデルを紹介したいと思います。
元々ビギナーな方が乗るイメージがかなり強いセローという存在。
用途的にも「扱い易い、安い、タフ」な代名詞でタマこそボロが多く見られる車両でありました。
…しかしここ近年、バイク相場高騰もあってか⁈
ボロだとしても一桁万円で買えるお手軽バイクでは無くなりました。
だからこそしっかり理解した上で長く乗る為には知っておかないといけない部分もあります。
・部品の入手性について考えてモデルチョイスする。
自分が人に聞かれたらオススメする年式
・4JG1〜4(93年〜96年)※出来れば4JG2以降
・4JG5〜6(97年〜98年)
のどちらかになります。
と言う訳で理由を説明していきます。
①外装の入手性
4JG1〜4だと前モデル3RW系と外装の替えが利くので中古で入手し易い(今日現在だと純正新品は壊滅的で社外もない)
4JG5〜6は5MPと共通です、これも4JG前期よりは相場は高いけど中古で流通している。
②電気周りの入手性
4JG〜高年式はジェネレーター周りとかはまだ新品が買えます。
CDIはつい近年廃盤になりましたが4JG系だと中古でも割と流通しています。
③ホイールの入手性
93年〜リアディスクになってからはリアホイールの入手性がよいです。
加えてスプロケットの各丁数の入手性も抜群によいです。
他部分は年式違いはありますが後カスタムや手入れ次第でなんとでもなる所なので割愛します。
逆にオススメしない…という訳ではありませんが「選ぶからにはある程度気合い(知識や技術)が欲しい!」というモデルもあります。
①85年初期…色々専用部品で中古部品も手に入れ難い
②3RW…年式によって電装品がピンポイントで専用のもある、リアドラムホイールは綺麗なタマを探すのが大変、スプロケットも丁数選び難い
③5MP…高年式だが専用部品が多く(電気周りとか)中古でもパーツが高いのでメーカー廃盤になると怖い※現に専用CDIとかは割と高騰気味
まぁ250も生産が終わってしまった昨今で225で挑戦する事自体が既に気合いを要する事なのかも知れません。
長くはなりますがイチからエンデューロ仕様なセローを作る気持ちで解説をしていきたいと思います🙏
…続く