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TTR125を仕立てるvol18(ボアアップシリンダーあれこれ編)

今年もあと僅かとなりました。

皆様よきTTRライフを送っていますでしょうか?

TTR再販から丸2年が経ち色々な仕様で楽しむ方が増えている中、ミニモトカスタムには外せないチューン内容

「ボアアップ(排気量アップ)」

があります!
特に自分が周りに薦める理由としては

・TTRは社外キットが豊富
・そのキットが安い(物によってはノーマルピストン1個の値段で買える)
・誰にでも即効果を体感出来る

…等があります。

細かいところとかは先にサラッとまとめた記事をば!

リーズナブル1択で取るならATOPさんの9000円くらいの138ccが一番コスパが良いです🙆‍♂️

今回は自分の今まで推しだったAIRSAL製と実は昔から販売されていたと言う武川製らを比較してみたいと思います🤓

左から
ノーマル…123cc
AIRSAL…140cc
武川…138cc
少し上から
横から、ご覧の通り武川は頭がハイコンプ
裏を見ると武川のは拘ってそうな造り

ノーマルピストン…54mmピストンで123cc
AIRSAL…57.4mmピストンで140cc
武川…57mmピストンで138cc

ノーマル(リングやピン諸々付き)
AIRSAL(袋からだせw)
武川(袋から…w)

誰得か知りませんが一応重量比較。

ちなみにAIRSALは何故かシリンダーが無駄にニカジルメッキシリンダーで、シリンダー単体も軽い(多分冷えそう)
耐久性は何度か組んで一回もトラブルないので無問題👌

さて、昔からのロングセラー?らしい武川キットを何故出して来たかと言うとピストントップの盛り上がりを見ての通りハイコンプなんですが、、、
ノーマル圧縮比10.0:1に対して
武川製の圧縮比11.6:1になります。

これがどのくらいかと言うと近しい市販車がトレールのWR250R/X の11.8:1(ハイオク標準)です。

結構攻めてる気がしてきますf^_^;

キットを組んだ車両を実際に借りた事もありますが、自分のマシンにはないパンチ感がすぐ感じました😅

来期からは実際に自分のにも組んでテストしてみたいと思います!

・ボアアップで気をつける事2点✌️

①慣れてないとカムチェーンが掛かってるかを判断し難い(外れやすい)
一部でかなり気をつけようね!って話題にもなったんですが、エンジンを搭載したまま組む際かなりカムチェーンの掛かりを感じるのが難しいので、万が一浅く噛んだ「つもり」でエンジン始動→アボーン!になり易いです😅

しっかり降ろして組むか、フラホを外して横から掛かりを完全に確認してから組むとか。
そんな感じで気をつけましょう!
※フラホ外しはチョイと変わったプーラーなのであまり持っている人がいないかもです。

自身がない方は最初からプロに依頼しましょう👍⚠️自分は責任取れませんので!

②もっとパワーを⁈更にデカい排気量は⁉️

140cc付近以上になると160某とか171だとか180某とか…キットは沢山あります、、、が⁉️

まずクランクケースのボーリングが必須(手間、頼む加工屋さん、工賃、納期…)
あと組んだ先人の話を聞くと「絶好調だぜ‼️」よりは「◯時間で壊れたw」みたいな話しか出てこない😅

いや、他セッティングし様じゃない?とも思いつつも140で壊れた事なんてただの1回もない自分からしたら「お金出して壊したくないしなぁ…」の気持ちしかないのでσ^_^;

やりたい情熱の方を止める事は出来ないけど、かなり気をつけてセッティングと運用かな?

即ち「シビア」になります。

気軽に乗れたハズなのに⁈😅
全然何十時間も全開で運用して問題なかった方はコッソリ教えて下さい🙇‍♂️

それでは皆様よいお年を!
来年もまたよきTTRライフを👍

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