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2024/11/8(金) 株式市況
【朝通信】7日の米株式市場はNASDAQとS&Pは続伸、ダウは小反落。FOMC利下げは既定路線の0.25%、パウエル氏の発言にはサプライズなく。▼FRBはFOMCで政策金利を0.25%引き下げることを決定。パウエル氏は記者会見で、インフレ緩和、堅調な米経済を認識、大統領選の結果は短期的には政策決定に影響は与えないと述べ、今後の利下げへの明言は避けた。また大統領から議長辞任を求められても拒否する考えを示した。▼米新規失業保険申請件数は、22万1000件、予想の22万2000件より少なく、前週の21万8000件より増加。ハリケーンの影響が弱まるにつれ、新規の申請件数は減少傾向。▼米国債券は上昇。国債利回りは総じて下落傾向。10年債は4.33%、2年債は4.19%。▼NY外国為替市場ではドル指数は下落。ドル円は一時152.70円まで円高に。▼7日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比99円26銭(0.25%)安の3万9381円41銭に。前日の1000円を超える急伸していたことによる利益確定売りが優勢。4万円接近に伴う高値警戒感も強く。東証プライムの売買代金は概算で6兆594億円、売買高は27億5761万株、値下がり銘柄数は353。値上がりは1267、横ばいは26。
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ハリス氏の演説は潔かったですね。素晴らしいことです。民主国家は選挙の結果に従う、当たり前のことができないトランプへの牽制だったと受け取りました。FOMCでの利下げは予想通りの0.25%の利下げでした。その後の記者会見では、次期大統領の退任要求があったとしても、それは法律違反であり、拒否すると明確に述べています。また、堅調な米国経済を認識した上で、インフレ緩和が続いており、利下げを決定したと述べ、今後の利下げに関しては見通しを明確にせず、データ次第としています。今後のトランプ政策によるインフレは懸念されるものの、現時点では予想通りの利下げとなり、サプライズはありませんでした。これを受けて米金利は下がり、ドル円相場は円高で反応しています。米国3指数はDowをのぞき上昇傾向、SOXも2.27%と大幅に上昇しています。円高傾向、日経平均先物は440円高。これらから今日の日経平均株価も高めから始まりそうです。昨日のような米国株高からの日経寄り天となることも想定されますので慎重に安全運転で。