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2024/11/13(水) 株式市況

【朝通信】12日の米国株式市場は3指数とも下落。買われすぎ警戒感高く。今夜のCPI、続くPPI、小売売上高を見極めたい思惑も。M7はテスラが6.10%と大幅安。トランプ氏による減税、規制緩和など景気刺激策への期待は根強いが、一旦は小休憩か。▼米債権利回りは上昇。10年債が4.43%、2年債が4.34%とどちらも2%以上の上昇。金利高止まり継続。▼外国為替市場はドル指数は引き続き高水準。ドル円相場は154円台後半に推移しており、155円を伺う動き。政府介入、日銀利上げ懸念高まる。今夜の米CPIに注目。▼12日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落。終値は前日比157円23銭(0.40%)安の3万9376円09銭。米国による対中輸出規制強化への懸念から半導体関連銘柄が下落し、相場を押し下げた。東証プライムの売買代金は概算で5兆158億円、売買高は24億6006万株。値下がり銘柄数は784、値上がりは800、横ばいは61。

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大きな動きもなく平和に米国市場はクローズ。でも、3指数、SOXとも全て下落でした。VIXは14.71と6日以来低水準が続いていることも不気味。ドル円相場も154円を突破し、再び円安が加速しています。こうなってくると政府為替介入が懸念されますが、今のトランプ政策によるインフレ懸念による米高金利の情勢下ではなかなか効果が期待できず、もう少し様子見なのかなという気もします。日本株においては、なかなか4万円には到達できず立ち往生。半導体株が高まれば上昇も期待できますが、対中輸出規制強化などが向かい風。こんな中、東京エレクトロンはかなりの好決算。ソフトバングGと併せて日経平均を引き上げてくれるかもしれません。少し期待したいところです。さて、米国は前述の通り、3指数、SOXとも安く、日経平均先物は160円安と厳しい状況。今朝の日本株の寄り付きは安く始まりそうです。東京エレクトロンが先導して値がさ半導体株が上昇すれば上昇は期待できるかも。マイルール徹底で慎重に安全運転で行きましょう。

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