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2024/10/31(木) 株式市況

【朝通信】30日の米株式市場は3指数とも下落。米大統領選を控えて様子見ムードに。半導体株への売りが目立った。AMDの決算発表で売上高見通しが失望され大幅安、クォルボも決算が市場予想を下回り急落、NVIDIA、Intelも冴えない。▼米GDP速報値は前期比年率2.8%増、予想3.0%増、前回3.0を下回った。個人消費は前期比年率3.7%増、予想3.2%、前回2.8%を上回り高い伸びとなった。10月ADP雇用者数は23.3万人、予想11万人、前回15.9万人を上回り、労働需要が極めて堅調。製造業を除き雇用は全分野で伸びた。▼米国債相場は下落。利回りは10年債は4.30%、2年債は4.17%といずれも上昇。▼外国為替市場ではドル指数は下落、ドル円相場は、日銀金融政策決定会合、米雇用統計を控え方向感欠く。現在は153円前半。▼NY原油相場は反発。イスラエル軍トップがイランが再攻撃の場合、同国を「徹底的に攻撃する」と言明し、長期間攻撃懸念が強く。▼30日の日経平均株価は3日続伸。終値は前日比373円71銭(0.96%)高の3万9277円39銭。ハイテク株を中心に牽引。東証プライムの売買代金は概算で7兆9645億円と大きく、TOPIX構成銘柄のリバランスが影響。売買高は34億3300万株。値上がり銘柄数は907、値下がりは677、横ばいは61。

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米半導体決算の悪化から、半導体株を中心に売り込まれ、SOXは3.35%も下落、M7はMicrosoft、Amazon、Alphabetを除き下落。昨日好決算だったアドバンテストの好決算は、今日の日の丸半導体関連株に波及されずに打ち消されるでしょうか。米国経済は相変わらず強く、ADP雇用者数の伸びは大きく、本日発表の雇用統計は上振れする可能性があります。昨日まで日経平均株価は3連騰しているため今日は米国にひきづられて下落を予想します。日銀政策金利決定会合も昼過ぎに発表される見込みなので動きにくい一日となりそうです。ポジションは落としてマイルール徹底で安全運転でいきましょう。

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