昭和の企業文化なのか社会の常識なのか

就職や転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を展開するライボの調査部門、Job総研による調査が興味深い

770名の会社員を対象にしたらしいが、今年忘年会が開催されたら参加したいかどうか尋ねると、参加したいと答えた割合は20代が70.2%と最多だったらしい

参加したい理由はコミュニケーション、上司との関係、同僚との関係の構築が上位を占めていて、コロナ禍でコミュニケーションが減っているからではないかとされている

そこで私が思ったのが、コロナ禍に入社した若手社員は会社の飲み会に慣れていないのではないかという問題

令和の時代に何言ってるんだと思われるかもしれませんが、社会人になると飲み会にも色々とルールがあると思いますが、若い子は知らないだろうなぁと思いました

まず、座る席について。
注文は新人の仕事だから1番店員さんに近いところに座る
席に着いたらみんなの注文を確認して店員さんへ伝える
箸や小皿やおしぼりが1ヶ所にある場合は、それを配る
立場の上の人から順番に

と言いつつも、私はこういうことは苦手であまり出来ていたとは言えませんが

私の職場はビール党が多く、瓶ビールを頼むことが多いです。

瓶ビールの場合は新人が先輩たちのグラスに注ぎます。しかし大抵は向かい合った人で注ぎ合ってしまうため、新人が全員注ぐことはないと思いますが

問題はその後ですね。先輩のグラスが空になっているのを気づかず、ほかの先輩が注ぐことになると、「ほら、ちゃんと見とかないと」とか言われたりすることも。
気を遣い合うのを面倒に思う先輩などは「いいから。2杯目からは手酌で。」と言ってもらうパターンもありますが。
※手酌…自分のグラスに自分で瓶ビールなどを注ぐこと

終盤に焼酎をビンで頼むケースもあります
この時はお茶や炭酸で割ることになると思いますが、その割合がお酒を飲んでない人でないと難しいでしょう
氷を一杯にして、焼酎1にお茶2くらいの割合にしておけば無難かなと思います

お皿を片付けて店員さんに渡したり、料理を受け取ったりも新人の仕事です(少なとも昭和気質の企業の飲み会では)

先輩から「なんか面白い話しろよ」なんて無茶ぶりも…
(これはパワハラ?アルハラ?)

私の勤めている会社では年に1度社員が集まって宴会をすることがあるのですが

新入社員は一芸を披露するという悪しき伝統があり、モノマネやらダンスやらと前に出て披露することになります

その宴会では社長など重役の人の席に瓶ビールを持って行ってお酌して回るという謎の文化もあります
(この行動が評価に影響するとは思えません)

私はお酒が大好きだし、酔っ払ってしまえば後はどうでもよかったので特に辛かった印象はないのですが、お酒が苦手な人や弱い人なんかは辛いでしょう

ちなみにこの傾向はプライベートでも年長者と飲む時にも言えます

今でもこのような昭和の文化が残っている会社がどのくらいあるか分かりませんが

忘年会、行きたいって言ってくれてる若手社員に辛い思いはさせたくないなぁと思いました

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