文系大卒でも電験三種は取れる

第3種電気主任技術者(通称電験三種)は、電気設備の保守管理を行うことが出来る国家資格としてまぁまぁ有名な資格です。

ここでは私の受験を決めたところから、合格までの流れをご紹介します。

当時私は2級電気工事施工管理技士の学科試験の勉強をしていました。

この試験、結構電験三種の範囲からも出題されるのです。そのため、電験三種のテキストを購入して参考にしていました。(電気数学、理論、機械)

施工管理技士の試験が終わった頃、どうせなら電験三種も受験してみようという気になりました。

理由は
・電気の勉強になるから
・箔が付くから(周りの見る目が変わるだろう)

この2点です。

Studyplusというアプリで勉強時間を記録してたので、その時間を紹介します。しかし電車の移動中など記録が漏れているところもあるので実際はもう少し勉強してます。

1年目
受験科目:理論
勉強時間:約230時間

2年目
受験科目:機械、電力
勉強時間:約178時間

3年目
受験科目:法規
勉強時間:約96時間

理論科目はイコール数学なので、数学の苦手な私にとっては激ムズでした。
3年で4科目合格しなければならないので、1年目には理論と機械の2科目受けるつもりでしたが、機械まで勉強する余裕がなく理論のみの受験になりました。
この時受かるか微妙だったので、落ちたら受験は諦めるつもりでした。
しかしギリギリで合格したため翌年も残りの科目を受験することにしました。
よく理論が基礎だから初めに勉強する、機械は4科目の中で一番難しいと言われますが、個人的には理論が最も難解だと思います。

数学が得意な人は問題ないと思いますが、私の場合は文系の大学卒で、数学は苦手です。高校数学は全く覚えてませんので、最初は電気数学と言われる、三角関数や複素数の計算などを勉強し直しました。

この電気数学の計算を乗り切れればなんとかなるかもといった感じです。
法規は他の科目と異なり、条文を覚えてるかどうかも重要なので、暗記が苦手な人は辛いかもしれません。

とにかく、大事なのは勉強を習慣化し、1日サボると落ち着かないような状態になれば、コツコツ積み重ねて行けると思います。

やっぱり時間が空くと机に向かいにくくなるし、何より覚えたこと忘れますから。

勉強の仕方やテキストについては、別のページで紹介する予定です。

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