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幼稚園児が芥川龍之介に性癖狂わされた話

あぽりぴんぽあ~! 

初めまして。★♡♪(幼稚園児から小学校低学年くらいが使いがちな記号シリーズ)と申します。


突然ですが、皆様は芥川龍之介の「地獄変」をご存じだろうか。
そう。あの、やべぇやつ。

今回はその「地獄変」によって性癖がこじれた話を書いていきます。

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【地獄変のあらすじ】

まずは、地獄変を読んだことがない!知らない!忘れた!という方向けに簡単にどんなストーリーなのかをご説明します。

1. 
平安時代、めちゃくちゃ偉いお殿様がいた。そのお殿様に仕える神絵師の良秀おじさん。そしてその良秀おじさんには美しい愛娘がいた。

2.
ある日、お殿様に「地獄の絵描いてこい」と依頼を受ける良秀おじさん。
しかし、良秀おじさんは見たことのあるものしか描けない系絵師だったので、地獄にありそうなものを用意してもらうことに。

3.
良秀おじさんが要求したのは「燃え上がる牛車の中で焼けていく女性」。
それを聞いたお殿様は…

良秀おじさんの愛娘を牛車に乗せ、着火!!!

4.
燃えていく愛娘を乗せた牛車を、文字通り目に焼き付け絵を完成させた良秀おじさん。しかしその翌日、良秀おじさんは首を吊っていた…。


…めっちゃ簡単に要約するとこれです。本当は他にも猿がいたりとかもっと娘について書かれてたりとか色々ありますが、省きます

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【本題】

私はこの地獄変を幼稚園の時に初めて知りました。
確か、たまたまビデオテープを見ていたら地獄変の特集かなんかの番組が録画されていたんですよ。

それで、なんとなくそれを見ながらお絵描きとか人形遊びをしていたら、例の人が焼かれているのを示唆するVTRが流れてきて…

衝撃をうけましたね。

当時はまだ幼く なんとなくでしか状況を理解することしかできなかったのですが、それでも「なんか人がヤバい目に遭ってる…!」というのはハッキリと理解できました。

なんですかね。子供ながらの加虐性?残虐さ?との相性がよかったのか、
そのヤベェ状況にめちゃくちゃ興奮したんですよ。


この地獄変事件以降、私のルーティーンは

・人が監禁されている設定で牢屋の絵を描く。
・人体切断マジックをYoutubeで漁りまくる。
・押し入れの奥に、タオルで縛った?ぬいぐるみを監禁する。(飽きたら助けに行く)
・親が使わなくなっておもちゃとして与えられたガラケーで、地獄変の例のシーンの写メを撮り、待ち受けにして定期的に眺める。

というものになっていきました。
なんか公にこういうことしていたんだぜ!というのを書くのって自称サイコパスくんみたいで恥ずかしいですね。

ちなみに最後の待ち受けのやつは、撮った写真を待ち受けにする方法が分からず、母にやり方を教わったら「どんなやつにしたの?」と問いただされてバレました
結構怒られた気がする。恥ずかしかった。

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まぁこのように危機から逃げ出せない状況に大変興奮するような幼稚園児になってしまいました。ちなみに当時はピーチ姫とクッパが大好きでした。
監禁されたり、マグマに落とされるのが羨ましかったからです。

↓当時描いた絵

先述した通り、人ではなく、状況そのものに興奮していたのでピーチ姫はいません。牢屋だけ描かれてます。南京錠がおかしかったり、そもそも牢屋に南京錠がついているのが幼稚園児らしくて可愛いですね。

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【現在は?】

まぁ、性癖が狂わされたとかタイトルに書きましたが、昔ほどではないです。いうてちょっとサブカル齧ってれば皆やってるだろ!ぐらいのものなので普通です。

グロとかそういうのよりも、精神的に傷ついたり、取り返しのつかないことをしてしまったときの疑似体験ができるものが好きなのかも。「可哀想は可愛い」的な。胸が痛む気持ちが「好き」として処理されてしまう感じ。

なので今は普通にグロいのとか見たときには顔をしかめますし、うわぁ~…ってなるので好き好んで見ないです

やっぱ死とかそういう概念が確立されていくと変わるのかなぁ。

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【考察!】

子供は純粋な加虐性があって、きっかけがあれば性的欲求がない代わりに、それを満たそうとするのかも。
あと、死や善悪とかの概念を理解できないからこそ純粋に楽しんでしまうのかも。これヤベ〜!ってのはわかってるけど楽しい、面白い、気になるって感じ。

・最近では大多数の人が「可哀想は可愛い」的な文化を受け入れつつあるし、多少加虐心があっても実害がなければ私はいい気がする。

・よくわからんけど幼稚園児の心も動かせる芥川さんはやっぱすげ~。
地獄変以外だと高1ぐらいの時にやった蜘蛛の糸とか羅生門ぐらいしか読んだことないけど、鬱だけどしっくりくるというか、みんな持っている悪っていうんですかね、そういうのを表せているのがすげ~と思います。

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【まとめ】

ま、子供がやることや考えることはどんどん変化していくし、そういうのに触れる時期がある人も少なくはないと思うんですよ。

皆様は蟻とかを故意に踏んづけたりしたこと、ありませんか?

ああいう純粋な残酷さって子供の頃は誰しも持っていたんだと思うんです。私の場合は地獄変だったって訳です。むしろ蟻とかは愛でてましたしね。お友達が故意に殺めた蟻さんの為にお墓を作ったりしてました。

まあ、なので、そういう子供がいても、度を超えない(たくさん生き物に手をかけてしまったり、人に暴力を振るってしまったりしない)限りは静かに見守ろうかなと思います。

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読みにくい文章をつらつらと書いてしまってすみません。初noteなので分量の適正水準が分からず、かなり長くなってしましました。

今後も自分の体験談や、そこから感じたことなどを気が向いたら書き留めてみようと思うのでまた見来てくれたらかなり嬉しいです。


ここまでお付き合いくださった方はありがとうございました!

では、ぐてなはと~!


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