スマートグラスを使った実験の中間報告
報告の前に
気が付いたら季節は秋から冬へ。
3期はいろいろ手を出しすぎて、今のところ全て中途半端に進行中です。
今回は、Lenovo企画のスマートグラスを使った実験の、8月から10月までの進行具合の件について報告します。
まず、初めに・・・。
実際に素人が突然にアプリ開発するのは難しかったです。
当初は、Unityからの開発を目指していましたが、Photoshopの学び直しや、clusterのワールド作り、blenderのモデリングを優先してしまったため、時間が全く足らない状況になってしまいました。
Adobe aeroで検証
そこで、まずはARを写して仮想現実としてT1に表示するためにAdobe aeroで作ったテストモデルを表示してみました。
たしかに、T1にiPhoneカメラ経由で映せば、下記の動画のように生成したQRコードをカメラで読み取り、画像に合わせて、ARのモデルが表示されます。
しかしこの方法では、データ固定の上にaeroのアプリ依存が強く、スマホアプリで横長表示ができません。
T1に映すと何も旨味がない表示になってしまいました。
らくがきARでの検証
そこで、『らくがきAR』と言う落とし切り有料アプリの利用を思いつきました!
このアプリは、以前テレビで紹介されていたものを、気になってダウンロードしていたものです。
簡単に紹介すると、描いたイラストの輪郭を判別して、ARのアニメーションとして生成するアプリです。
すっかり存在を忘れていましたが、横長表示が可能なら、使えるのでは?と思い挑戦してみました。
結論として、このアプリとT1はとても相性が良かったです!
やはりモニター感はありますが、かなり使える感じがしました。
スマホ画面での落書きも可能なので、アートを拡張現実で楽しめます。
作るなら、こう言う方式のアプリが良いなと感じました。
今後の方向性
画面に何色かのアンカーを置いて場所で認識させ、
そこにカーソルを合わせて判定、
ボタンを押すとメモ書きが出てくるのが良さそうです!
何かのメモと連動させるなどしないと、書き換え出来ないので、実用性が薄いかも?
文字データと場所データの保存が必要そうなので、そう言った事が出来たら作れる・・・んでしょうか??
ちょうど、もりやまさんの企画されている地方創生にスマートグラス活用方法を探るチームに参加していて、もしも作れたら動的に地方の名所やイベント案内などをスマートグラス連動でサポート出来るのでは?と思いました。
『歩いて使う』のではなく、『定点で止まって、あたりを見回して使う』事が出来たら、危なく無い状態での屋外利用が出来るのでは?
と、思います。
中間報告のまとめ
この実験は、おそらく時間がかかる内容になるかと思います。
3期の枠に囚われず、仲間と模索出来たらと思いました。
まずは、やっぱりUnityでのAR制作の勉強を進めつつ、休みを取っている間に紹介されていたアプリある遺跡に行ってみて、レポートしてみたいと思います。