【中学1年生】国語1年間の流れと解説
どうも、フョードル・Dです。
今回は中学1年の国語の勉強方法を解説していきたいと思います。
前置き
まず最初に、どの勉強をする上でも絶対に覚えておくべき言葉が2つあります。
それは、
意味と概念です。
凄い抽象的に感じるかもしれません。
しかし、これは全ての言葉にあり、言葉の本質を表しています。
概念には必ず意味があり、意味を表す物が概念として言葉になります。
意味が無い概念は、それこそ意味が無いし、意味がある物には必ず概念が存在します。
どんな勉強も、言葉を覚える所から始まります。
早い人は説明する前に意味の意味と、概念の意味を調べてるかもしれませんね。
2つは必ずセットで存在して言葉を形成します。
まるで、僕が書いた小説、罪と罰くらい仲良しですね笑。
意味の定義が書いてある記事と概念の定義が書いてある記事を載せておきました。
本題
さて、ここからが本題です。
中学1年では主に以下の事を学習します。
❶話す、聞く、書くの力を磨く
❷読みの基本の確認
❸読書の世界を広げる
❹情報の集め方
❺言葉を学ぶ
簡単にまとめると「聞く、読む」のインプットと「話す、書く」のアウトプットをメインに学習していきます。
そして、読書の紹介などでその全ての力を活かします。
その後に、基本的な情報の集め方や、前置きでも言った、言葉の意味や概念を学ぶ事をやります。
1つ1つ解説していきます。
❶の「話す、聞く、書く」
勘の良い人はもう気付いてると思いますが、なぜ❷の読み方の基本だけ別なのかと言う事も後に説明します。
この学習では「コミュニケーションを通じて意思疎通を上手くこなす」事を目的として行われてると思います。
大人になって仕事を始めたりしたら、ここの能力は重要になって来るからです。
学習の方法としては、クラスで身近な話題を用いて「話す、聞く」を行い、要点をまとめて「書く」と言うのがあります。
聞く能力
聞く時は、どう言う情報が必要かを考え、聞き取れなかったり「分かりにくかった場所は質問して確認」をする。
コミュニケーションをする上で相手の考えを理解するのに必要な能力になります。
書く能力
書く能力は、相手から聞き取った内容の重要な部分を切り取ってメモを取ります。
これは、話す能力の一部であり、聞いた内容を分かりやすく話す為に、要点を「まとめて組み立てる」と言う流れの「まとめ」の部分になります。
人間は一般的に相手の話した事を一字一句記憶する事は出来ないので、それを相手に伝える為には要点を「切り抜いて組み立てて伝える」と言う工程が必要です。
話す能力
話す能力は聞いて「まとめて組み立てる」の「組み立てる」の部分に当たります。
聞いて、まとめた事を己の知識と考え、組み立てて表現します。
以上が「話す、聞く、書く」の解説でした。
❷読みの基本の確認
これには2種類あり、1つは「文学的な文章の読み方」もう1つは「説明的な文章の読み方」。
文学的文章の読み方
文学的な文章は、想像力が問われる物です。
小説などには一般的に「設定」と言う物があり、それに沿って物語が展開されていきます。
そして、この設定によって進む物語に出て来る「主人公の心情を想像しながら」読むのが文学的な文章を読む基本です。
説明的文章の読み方
この記事の文章も、このタイプの文章で構成されています。
説明的な文章には特徴があり、不可逆的な用語が存在します。
例を出すと、「事実と意見、要旨と要約、序論と結論」これらの言葉には共通してる部分があり、片方の言葉の中に、もう片方の言葉が入る様になっています。そして、逆にしては文章が成り立たない事。
例えば「事実」を元に「意見」は行われるけど「意見」によって「事実」は作られないと言う事です。
意見があるのは事実が前提に存在しているからと言う事になります。
まるで僕が書いた小説、罪と罰の様です。罪が無ければ、罰も無い。
ここから言える事は説明的な文章には必ず順序があり、その順序を守って書かないと、意味不明な文章になってしまう事。
以上が「読みの基本」の解説でした。
❸読書の世界を広げる
恐らく、ここの範囲は夏休みの宿題の読書感想文として出るのでは無いのでしょうか?
みんな大嫌いな漢字5文字です。
ここは、1学期でやった事の応用&復習だと思います。
実際、❶、❷で解説した事がしっかり出来ていれば、難しい事ではありません。
読書感想文の書き方
最初に言うと、これは学習意欲を試されてるとも言えます。
何故かと言うと、学習意欲がある人は、教科書以外にも日常的に本を読んでいるからです。
そこで感じた驚きや、なるほどって思った事を書くからです。
読書感想文は大体の学校で800文字程なので、本を読んで「印象的だった4場面」を選び「1場面200文字程」で感想を書くのがおすすめです。
実際に読みながらメモを書いたり「良かった部分に線を引いたり」して読むと何回も読まなくて良いのでおすすめです。
実際に、小説などは登場人物の気持ちを考えるじゃなくて、感じる方が大事です。
本の選び方
これに関しては2種類あります。
1つは「自分の好きな本を選ぶ」方法。
もう1つは発表を前提としている為「大衆に受けそうな本を選ぶ」方法です。
自分の好きな本を選ぶ選択
おすすめは断然、自分の好きな本を選ぶ事です。
特にマイナーなジャンルの本などは、自分でその魅力を説明する必要があるので、文章力が付きます。
それと、自分の好きな本なら読書感想文の文字数である800文字は書ける事が多いです。
大衆に受けそうな本を選ぶ選択
これは、完全の上級者向けです。
これは受ける範囲にも寄るんですが、学校のクラスで受けるか、世間で受けるかにもよって選ぶ本は変わります。
世間レベルで受けたいと言うのなら、太宰君が出した「人間失格」と僕が出した「罪と罰」がおすすめですよ。
それと、世間レベルで受けたいと思うと、相当な文学的センスがある感想と、難解な文章を読み解く読解力が必要になります。
以上が「読書の世界を広げる」の解説でした。
❹情報の集め方
情報の集め方には主に3種類あります。
1つ目は「人に聞く」2つ目は「インターネットを使う」3つ目は「図書館や書店に行く」現代社会の99%がこの3つで情報を入手してると思います。
そして人の頭に情報が入るまでの種類が2つあります。
1つは「受動的な情報の入り方」もう1つは「能動的な情報の入り方」です。これは後に解説します。
人に聞く
インターネットが使えない世代からすると、最も身近な手法ですね。
この方法は「聞く力」が非常に鍛えられます。
よく書店などでは、聞く力が9割と書かれた本がメインコーナーに置いてあります。
それくらい大人になってからも使える能力になります。
この手法の強みは、知識ではなく「経験を貰える所」です。
その人の経験でしか分からない情報などは聞かないと分かりません。
一方弱みは、頼りすぎると騙されやすい点です。
人の話だけを信じる人は間違いなく詐欺に遭ったり、悪質な情報商材を買ったりします。
インターネットを使う
恐らく現代人の殆どがこの方法で情報を入手してると思います。
この方法では「重要なキーワードを並べて検索」を掛けるので、「要約力」が身に付きます。
自分が欲しい情報は何かを考え、その情報を得る為に最も重要なキーワードを数個並べるだけだからです。
強みは「欲しい情報に素早くアクセスが出来る」所です。
手短に欲しい情報に素早くアクセス出来るので、現代では一般的な手法になっています。
一方弱みは、一般人が書いた記事が殆どなので「信頼性に乏しい所」です。
単語とかのレベルならまだしも、医学的な専門知識などは、信頼性に欠けます。
図書館や書店に行く
この方法は深い知識を付けたいと言う時に有効な方法です。
最近は、長文が読めない子が増えてきてる原因として、インターネットの発達による「文章の細分化」が原因と思われます。
実際この記事にも段落の量が沢山あります。
それは読解力が無い人でも理解しやすい様にする為です。
本はインターネット記事の様に「極端な文章の細分化」が行われてないので読解力が鍛えられます。
本の強みは「知識と知恵の両方が手に入る」所です。
巷で本が最強だから読めと言われてる理由は、専門家が書いた物が、情報の裏取りまでされてるので、非常に信頼性が高く、知識と知恵の両方が入手出来るので最強と言われてる理由です。
一方本の弱みは、これだけ信用されてるので「間違いは無いだろう」と思われてる点です。
実際、医学とかでは多いのですが最新の研究が数年後とかに、やっぱり違いましたと言うのが幾つかあります。
その時代で合ってた事でも次の時代では間違ってるなんて事はよくあります。
結局「1番の最適解は、常に最新の情報を入手し続けて、多数の情報を比較する事」です。
受動的な情報の入り方
身近な例で例えると、TikTokのおすすめや、YouTubeのおすすめが受動的な情報の入り方です。
こちらから知りに行くのでは無く「勝手に情報が入って来る」のが受動的な情報の入り方です。
この機能はAmazonが最初に導入して普及しました。
能動的な情報の入り方
これも身近な例で例えると、Google検索やYouTube検索です。
受動的とは対照的なのが、自ら「知りたい情報を知りに行く」と言うのが能動的な情報の入り方です。
因みに、勉強は受動的な学習よりも能動的な学習の方がテストの点数が上がるみたいです。
以上が「情報の集め方」の解説でした。
❺言葉を学ぶ
日本語には言葉から学べる事は2つあります。
1つ目は「文法」2つ目は「漢字」です。
「文法は英語にも応用が効く」ので絶対に覚えておいた方がいいと思います。
国語を覚える事で英語の点数も上がるので一石二鳥です。
漢字は1つの文字で音読みと訓読みが出来、これは「日本語以外に見られない特徴」です。音読みと訓読みで「同じ漢字なのに文章の意味を変えられる」のが漢字の凄い所です。
文法
文法は漢字より先に習得すると効率的に学習できます。
何故かと言うと、文法は覚える事が少ないので「その後に覚える漢字の意味と照らし合わせて」覚えると、頭に定着しやすくなります。
もしかしたら国語で1番最初に覚えていた方が良いかもしれませんね。
文法は「言葉の意味から法則性を出している」ので、理系の人は苦手かもしれません。
文法の理解法は、この「言葉の概念は何処の文法に当てはまるか」を考えながら勉強する事です。
理論では無く感覚で理解します。
漢字
さて、皆さんは何で膨大な量の漢字の意味は覚えてるのに、少ない量の理論や知識で構成されてる数学は覚えてないのでしょう。
それは「日常で数学の理論が使われないから」です。
漢字は日常で使われるので、見て文章を理解するだけで復習になってます。
なので日常的に使わない漢字は覚えても忘れて気付いてないだけです。
漢字の覚え方としては、受験生などは漢字の意味を理解するだけじゃ、筆記試験で出て来たら書けないので、これは、漢字専用ノートを買って、ノートに「1種類の漢字を10個書く」作業を行うのがおすすめです。
飽き性の方には辛い作業かもしれませんが、これが「最も早く書けるようになる方法」です。
漢字の書き方は、自転車に乗るのと同じで、体で覚えるものです。
そして忘れない方法としては、日常で使える場面で使うのが1番です。
僕も現在の文章の所で4500文字あります。
とにかく「文章を書くことが復習になる」ので頑張ってください。
以上が「言葉を学ぶ」の解説でした。
まとめ
いかがでしたか?中学1年生の1年間の国語の流れを解説しました。
この記事を見る事で、現在勉強中の中学1年生、社会人、ビジネスマン、全員に必要な知識だと思います。
国語を知る事で、文章を読むのが楽しくなると思います。
社会に出てからは、説明的な文章が書けると非常に評価されます。
僕が書いた「罪と罰」も読んで感想が欲しいですね。
と言う事で今回はここまで見てくれてありがとうございました。
ーーーフョードル・Dーーー
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