スヤスヤ教に入寝
注:サムネイルはポケモンスリープで私が使用しているポケモンたちである。今回は前半でこのアプリについて語りたい。
今回も、架空の話をしようと思う。
聖なる寝獣、カビゴン
昨年から、ポケモンスリープをやっている。実はちょっとだけポケモンgoにもはまっていたのだが、注意力が散漫な私にとっては危険すぎるためにやめた。
そんな時に、ポケモンスリープという睡眠アプリがリリースされたと聞き、早速やることにした。ざっくりいうと、良いサイクルで睡眠をとるとレベルが上がって、ポケモンをたくさん捕まえられたり、捕まえたポケモンのレベルを上げたりすることができるゲームである。捕まえたポケモンにはそれぞれ個体値があり、同じ種類のポケモンでも強かったり弱かったりする。
どのフィールドにいっても真ん中にカビゴンという大型のポケモンが寝ている。ほかのポケモンたちが拾ってきた木の実を食べたり、料理を食べたりする以外はずっと寝ている。
その様子を春とヒコーキがコントにしていて面白かった。
このアプリ、やりようによってはポケモンを効率的に集められるのだが、最初の半年くらいはただ睡眠を記録するために使っていた。どれくらい適当かというと、ウソッキーというポケモンをずっと使っていた。しかも色違いも併せて二体。本家のポケモンではどうか知らないが、ポケモンスリープにおいてウソッキーは弱い。にもかかわらず、なんかかわいいという理由だけで使っていた。当然レベルは上がらなかった。
なお、このアプリではフレンドという制度があって、ほかのプレイヤーとフレンドになると毎日ポケモンを育てるための飴がもらえるのだが、今年の四月まで一人もフレンドがいなかった。自分の性格的に、いつ飽きるかわからなかったからである。
しかし、サムネイルの一番の左のデン助に出会って、私のポケスリライフは一変した。捕まえたときは進化前のメリープだったのたが、とにかくかわいい。進化させたモココもかわいくて私はとりこになった。さらに進化したデンリュウの姿もとってもかわいい。好きすぎてフィギュアまで買ってしまった。
ちょっとひかえめな性格が玉に瑕だが、「お手伝いボーナス」「スキルレベルアップs」「スキル確率M」という強力なサブスキルを持っていたので育てることにした。デン助と名前をつけ、ゲットした金の種をほぼすべてこの子にあげた。金の種はこのアプリにおける最強のアイテムで、無課金プレイヤーは特別なイベントでもない限り入手できない。そのアイテムをつぎ込んで、スキルレベル7という最強レベルにまで引き上げた。
どのフィールドに行くにも必ずパーティに入れて、とにかく睡眠時間と飴を与えた。このサムネイルではLv51だが、現在54まで育っている。睡眠時間も1200時間を超えている。この最強のデンリュウが今回の新フィールドのゴールド旧発電所で大活躍してくれた。
なお、ヤドンもかわいくて大好きで、ヤドキングにしたのだが、思った以上に弱く、いまはボックスに隅に大事にとってある。たまに見ては「この首巻がかわいいなあ」としみじみしている。
どうせならかわいいポケモンが欲しいと頑張っているのだが、だんだんかわいさの許容度が上がってきているのを感じる。以前はユキカブリはかわいいけど進化したユキノオーはちょっとなあ、と思っていたが、最近はユキノオーもかわいいのではないかと思えるようになってきている。トドゼルガやフシギバナをかわいく思えるのももう少しかもしれない。ポケモンの可愛さへの許容度についてはまた場を改めて書くことにしたい。
とにかくこのアプリのおかげで睡眠サイクルが大幅に改善した。これからもかわいいデン助を軸に素敵なポケモンライフを送りたいと思っている。
なお、以下に述べるスヤスヤ教ではカビゴンは聖なる寝獣として認定されているそうだ。
スヤスヤ教、この素晴らしい宗教
ネットでこの宗教に出会ったとき、素直に感動した。
これからは職場の飲み会の2次会を断るときに「宗教上の理由で」といえるのだ!以前からフライングスパゲティー教に熱いまなざしを送っていたのである。しかし、文化の違いもあり、入信はためらっていた。そんな折、おそらくは日本初のジョーク宗教にであい、私は大変うれしく思っている。もちろん、即入信、いや入寝を決めた。
正式名称は寝興宗教スヤスヤ教だそうだ。これからは敬虔な寝徒として暮らしたいと思う。
というわけでそろそろ寝ることにする。あなたに良き睡眠があらんことを。
再度申し上げるが、この記事には架空の物語が含まれている。
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