自己奉仕バイアス
結果だけでなく 過程も大切
失敗の原因は人のせい?
人は皆、成功の原因は自分と思い、失敗の原因は他者や環境など自分のコントロール下ではないと考える事です。
結果ではなく、それまでの過程をしっかりと評価することを大切にしましょう。
曖昧な情報を都合の良いように解釈しようとする傾向として現れます。
例えば、自動車を運転する人の多くは、自分が平均以上にうまい運転をすると思っている傾向があります。
なぜ起こるの?
① 動機から説明するので、自尊心を保つために、自身を心地よくするような原因の説明をします。
② 記憶の基本的機構から説明しようとするため、成功の原因に関する記憶は外的なものよりも内的なものに偏っている。
自己奉仕バイアスに陥ると、成功した要因は自分にあり、失敗の要因は他人にあると判断するため、客観的に要因を分析することができなくなります。そのため、成功した場合でも要因がわからないので再現性が低くなります。
また、失敗した場合でも合理的な解決策が立てられないので、同じ失敗を繰り返す可能性が高くなります。
投資・FXでも気をつける
失敗した場合にはまず、他者ではなく自分に非がないかを考えましょう。
もし、自分に少しでも非がある場合には、それを認めることが自己奉仕バイアスから脱出する第一歩です。失敗を認めれば、失敗の原因を具体的に分析できるチャンスです。
海外FXの口座開設はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?