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後知恵バイアス

後出し的? 後でなら何とでも。。。

分かってた気に

物事の結果を知ってから、予測が可能であったと考える傾向がある事です。

終わってからなら、何とでも言えるので結果までの過程(思考や判断基準)を評価するようにしたいですね

後知恵バイアスは、政治、スポーツ、事件など様々な状況で散見されます。

心理学の実験では、事象の予測が当たった場合に被験者は発生前よりも予測が強かったと記憶する傾向があることが分かっています。

なぜ起こるのか?

大きな原因の1つに記憶の問題があります。人の記憶は曖昧で、物事が起こる前にどのように考えていたかを忘れがちです。

そして、自分の能力を過信していることも問題で、多くの場合、自分が考えていることは間違ってないと思う傾向があります。

もともと考えていたことと違う結果が出た時には、自分の判断が間違っていたことになるため、都合の良い後知恵バイアスで解決しようとします。

後知恵バイアスを回避することは難しいですが、意識することによって影響を受けにくくすることはできます。

投資・FXでも気をつける

物事が起こった後に予測可能であったと考える心理効果なので、結果だけを見てしまうことで原因や他の可能性などを考慮しなくなる心理です。

「〇〇になると思ってた」と考えるのではなく、どのようにすれば防げたのかを意識して、原因を改善して今後の結果を変えていくように心がけることをお勧めします。


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