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日本のお茶

たまたま読んだ、100年ほど前のお茶の本に
イギリスの茶と中国の茶と日本の茶について
書かれているのを見つけた

「イギリスと中国の茶については
何をどのようにしたらお茶がおいしくなるかが示されている。

しかし、日本の茶について本の著者は

『日本の茶は、おいしく飲むためにお茶を淹れる
という目的を忘れている。異常だ』としている」


 猪子氏によれば,日本のお茶は
「俺の淹れ方のほうがカッコイイ」とか
「宇宙につながれる」とか
「より精神世界的に高度」だとか、そういったことを言い
普通に考えれば、すぐ飲んだほうがおいしいはずなのに
その前に茶碗を回したほうが美しいなどとする。

「そこでは本来の具体的な目的は失われており
行為を消費することを楽しんでいる。
日本にはそういう文化がある」
と語る。

つまり、日本のお茶は美味しさを味わうことより
他人とのコミュニケーションのツールとして
とても大切に扱われている
日本人ならではの独特の思いを感じます。

読んでいただきありがとうございます

これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。


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