ムツゴロウさんの覚悟
あるとき、稚内の近くでヒグマが一頭、
海を泳いでいたそうだ。
これに驚いた漁師たちが総出で船を寄せ、
カイ(オールのこと)でめった打ちにして
沈めたのだという。
そんな話を聞いたムツゴロウさんは、
「キザな言い草だが、ヒグマと
共同生活をするために必要なのは力ではなく、
やさしい粘り強い愛であろう。
害を与えない仲間として人を
認識させねばならぬ」
と決意したという。
ムツゴロウさんはこれを機に
北海道へと移り住み、
動物と暮らしながら作家活動を行うことになる。
活動場所は広がり、世界の動物にも
積極的に逢いに行き
野生のワニに川へ引きずり込まれ耳に大怪我を負い、
ブラジルではアナコンダに首を絞められ、
ライオンには中指を食いちぎられる……。
「私が死にかけても、助けに来ないでいいから、
カメラを回し続けてくれ」
一貫して最後まで
やさしい粘り強い愛で
動物と向き合ったと人だと思いました。
読んでいただきありがとうございます
これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。
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