FXで勝ちたかったら読みなよ! 2024年6月1日(土) ドル円/クロス円上昇トレンド、上昇は限定的か?!
2024年6月1日(土) ドル円/クロス円上昇トレンド、上昇は限定的か?!
5月30日に日経平均株価が大幅下落し、ドル円も呼応するように一時156.36円まで下落しました。
私のドル円の一部ポジションはstiopに引っかかり売却となりました。
今はレンジで動いているので、stop水準を離したほうが良い、と言っておきながら、失敗でした(;^_^A)。
その後、ドル円は157円超えまで戻っており、156.3円への下落は月末のリバランスも影響したかなと思います。
ところで、⇩こちらはドル円の週足チャートです。
近年大きく上昇していることが分かりますね。
ただ、長期の200日移動平均線から見ると20%以上の乖離率となります。
一般的に200日移動平均線から20%以上乖離している状況は異常です。
2022年10月16日に151.94円をつけてドル円は急落しているのですが、その当時の200日移動平均との乖離率も20%を超えていました。
また、シカゴIMMの通貨先物のポジションをみると、依然として14万枚という歴史的に高水準のドル買いポジションが残っています。
何かのきっかけでドルの大幅な下落があると、一気に大暴落が起こりうるようなマグマがたまっている状況だというのは認識しておいたほうが良いです。
日本政府は、現在の日本のインフレに対する国民の不満を解消するため、円高に誘導したいはずです。
円安になるほど、原油、食品などなど輸入品の価格は高騰します。
資源の無い国の宿命ですね。
日銀がサプライで6月にでも追加利上げのような金融引締めを発表することも想定して、リスク管理をしたほうが良さそうです。
6月2日の週のFX戦略は、ドル円、クロス円共に円安トレンド継続と見ています。
ただ、上値は限定的なので、利益確定とをこまめにして、リスク管理をしっかりしたいところです。