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フラクタル構造を理解することで全てわかるようになる。
今回は、フラクタル構造について解説していこうと思います。
フラクタル構造とは、複数の時間足に複数の波が存在していることです。
フラクタル構造を理解するうえで非常に重要なことがあります。
それは、エリオット波動です。
重要というよりは、必須の知識になります。
フラクタル構造を理解することで環境認識の次のステップであるシナリオの構築ができるようになります。
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まずエリオット波動の解説です。
スタンダードなエリオットは、推進5波。修正3波。
実際のチャートでは、こんなに綺麗に波動が出ることは稀です。
僕のエリオット波動の使い方。
波動は、10波だろうが20波だろうが続く限りはカウントします。
エリオット波動1波目は、戻り高値、押し安値を割り込んだところが第1波とします。
図の左から説明していきます。
青ラインで下降してきていて戻り高値を作ってきている。
その戻り高値をブレイクして赤ラインで上昇1波を作ってきた。
その後、上昇5波の起点となった押し安値を割り込んで青ラインで下降1波に突入。
図では、5波で折り返すようになっていますが必ずしもこうなるわけではありません。すぐ終わったり長く続いたり様々です。
ただ、このようにダウ理論の説明でもした押し安値、戻り高値を起点とすると簡単に1波を観測することができます。
余談ですが、図に書いてある常に狙う3波というのは目線をブラさないために最適な考え方なので説明しておきます。
これができるようになって環境認識をいつやればいいのかがわかりました。
これというのは、めちゃくちゃ簡単で時間足を絞ればいい。
例えば、自分は4時間足の3波を狙うんだ!と決めたら4時間の3波が入るまでずっと監視しておけばいい。ただそれだけなんです。
ほんとにこれだけ。4時間の3波が入りそうになったら時間足を落としてエントリーポイントを探っていけばいいのです。
時間足を落としたりっていうのがフラクタル構造に関係しています。
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本題のフラクタル構造の解説。
図を見てもらうと1時間足、15分足、5分足と時間足が書かれているのですがこれこそがフラクタルです。
図の解説をします。
1時間足の3波が発生中。
同時に15分足では1波から3波が発生している。
さらに5分足では1波から5波が発生している。
フラクタルとは、大きい波の中に小さい波、さらにもっと小さい波があるということ。
これを読み解くことでより強い根拠でエントリーをすることができるようになる。
次回は、フラクタルを応用して過去検証のやり方を解説していきます。
YouTubeでエントリーポイントを毎日更新しているのでよろしくお願いします。
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