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先週と同じことすると爆損するんやで


この記事について

今回の記事では、わたしの秒スキャで勝てるようになっていく過程を書く予告をしていました。
しかし今週は分スキャが爆損で終わりました。
調子に乗って秒スキャで勝つ過程の記事を書くどころではないため、自分の分スキャの反省を綴りたいと思います。
この記事に書いていることはこちら!

  • 今週の分スキャの成績と現状分析

  • やらない選択をする難しさと対策

今週の分スキャの成績と現状分析

-885,050円

ある口座の損益グラフ@あげっちfx

週間データ

ペイオフレシオ : 0.85
勝率 : 52%
プロフィットファクター : 0.94

あげっちfxトレードデータ@2025/02/03 - 2025/02/07

今週の振り返り

データを見ての通り今週は大爆損です。
損益グラフに表れていますが、実は金曜日の24時ころまでは今週プラスでした。
(もう一つの口座と合わせて+30万くらいでした。)
24時過ぎのトランプさんのヘッドライン(対抗関税)から100万以上の損失を重ねました。
そして同じような出来事が月曜・水曜にありました。
結果として週間大爆損で終了です。

なぜ短時間で超高速で爆損できるの?

自分でも不思議ですが、1時間くらいの間に100万くらい負けられます
(逆はできない…)
200枚で打ってるのでだいたい50pips前後の負けです。
先月からこの短時間大爆損現象が始まっており、振り返りでも書きました。

今週対策として実施しようとしたのはこちら↓です。

1.高難易度口座を一時休眠させる : 改善難易度 超簡単
2.要人発言を忘れない : 改善難易度 簡単
トランプさん発言直後のトレードも結構悪いので、要人発言があることを忘れない・要人発言でボラがある時に無理にトレードをしないようにしたいと思います。
3.値動きによって分割数の工夫をする : 改善難易度 中
標準を3分割にしてみる。
値動きによって2から4分割を切り替えて入ってみたいと思います。
4.やったらあかんところを避ける : 改善難易度 大

2025年1月振り返り - 嫉妬・ジェラシー・ジェラリーノ♡より

今週は1はできました。
2・3・4ができなかったので、結果として先週と同じことを繰り返してしまいました。
大爆損の原因はわかっているのに、、、改善しようと決意していたのに改善できませんでした。
このままでは同じことを繰り返し続けるので、来週こそは改善しようと思います。

来週はできるの?

そもそも今週は改善しようとしてなかったの?

今週も改善しようと思っていました。
超難易度口座から出金して優良口座にお金を振り分ける、分割トレードのために玉数の初期設定を変えるなど、事前に具体的な行動を起こしていました。
月曜日のお昼にやったらあかんところをやった時に、また先週と同じことを繰り返してしまった!と思いつつ、さらにやるという愚行をおかしました。
金曜のトランプさんのヘッドラインの時も、やらない方がいいかなぁ、と思いながら愚行をおかしました…

間違いなく今のままだと、来週も同じことをします!

なぜ改善できなかったのか?

今週改善できなかったことは以下の3点です。

  • 要人発言直後のトレードをしない

  • 一発フルロットのトレードはしない

  • やったらあかんところはトレードをしない

共通するのは「しない」ということです。
当たり前のことですがしない=行動を起こさないということなので、やらなければ済む話です。
しかし行動を起こさないことへの対策は、非常に難しいことが分かってきました。
やらないように気を付けるだとやってしまいます。

どうやらわたしはやってしまう側の人間のようだ

わたしの勝手な想像ですが早くに安定して爆勝ちするようになる方々はやってしまわない側の人間のような気がしています。
そしてわたしはやってしまう側の人間のようです。
明確にやってはいけないを定義・日々Xでポスト・毎週noteで振り返り/反省などマインド面の対策は多くしています。
それでもやってしまっているので、間違いなくやってしまう側でしょう。
たまに日次最高の爆損しました!と近しい枚数の方々のポストを見かけることがあります。
その損失額は、わたしが日常的に出している損失と同じくらいなことが多いです。
このことからも、わたしはやってしまう側だと言えるでしょう。

そして負けている期間が長い方々も、わたしと同じやってしまう側なんだと思います。
(これもわたしの勝手な想像です、失礼。)

とは言え、負けてはない

一方でトータル収支はマイナスではないのでどうやら攻撃力はある方のようです。
これはいい側面なので残していきたいです。
わたしから攻撃力を抜いたら間違いなく収支は負けに傾くでしょう。

攻撃力を残しつつ、防御力を高めるには?

以前のnoteでやったらあかんところについて考察したことがあります。

当時の考察の結論として、以下の三点をあげています。

・傷だらけになる、但し怪我したからにはちゃんと学ぶ
・怪我がひど過ぎて死にそうになったら、やらない部分を広く取ってみて治癒を待つ
・自分が取ろうとしているものが本当に存在するところを見極める力を上げる

やったらあかんところでトレードすると無限に損できるよ、より

今回、向き合っている課題はやったらあかんところって分かっているのにやってしまうです。
ここにきてさらに踏み込んで考察する必要がありそうです。

やったらあかんところを分かりつつやってしまう

やらない大人になるために

やってしまうに至る過程

例えば、今週の金曜日はこんな流れでした。

当時のチャート、24:54辺りの出来事です
  1. 急な値動きで価格が跳ね上がる

  2. ちょうど売りポジ持っていたので微損で損切り

  3. ヘッドラインで何か出たなぁと思う

  4. ボラがあったので微損分を取り返そうと天井で売りをいれる

  5. 損切りした金額以上に取り返すことに成功

  6. そのまま下抜け狙いで打ち合うが、取り返した以上に負ける

    1. この段階で普段の分スキャではなく、暴走に近いトレードになっています

  7. どんどん負けてその日の利益が半分以下になる(+50万→+15万くらい)

これと同じことを夜中の2時過ぎのヘッドラインでもやって金曜は大爆損です。

ここで2の損切りをやったところまでは良いでしょう。
4あるいは6の行動を取らずに、7に至らないようにしないといけません。
そして興味深い点として、どんどん負けている時は手を止めないといけないと認識しながら打っていました。
7につながる行動は、6取り返した分以上に負けるなので少なくとも6はやったらだめです。
そして6につながる行動は、4たまたま大きく取り返せたことにあったので、4もやったらだめです。
したがって論理的には2損切後はいつものトレードができるまで待つが正解のようです。

やらない、という選択の難しさ

わたしは利確も損切も平常時にはちゃんとできています。
目に見えてお金が増える or 減ることを防げているからだと思います。
やらないという選択はお金が増える機会を喪失しているように感じ、さらにやらなかったことで何が起こったのか?が分かる結果が存在しません。
そのためやらないという選択をめちゃ難しく感じています。
また類似の課題として、わたしは平常時でも手数が多めです。
これもやらないという選択よりもやるという選択の方を選びがちなところからきているのかもしれません。

これまでの成功体験に縛られている可能性はある

世の中ではとりあえずやってみることの方が評価されているような気がします。
わたしはIT業界で働いて長いのですが(特に新規事業の場合は)とりあえずやってみると言うのは非常に大事な行動原理です。
また、なにか学ぶ場合もやってみてから理論を学んだ方が学習効果が高いと思います。
(学生時代に、問題を解いてから参考書を読む勉強法とかありましたよね?)
さらに人間は不確実性が高まった時にとりあえず行動してみるという行動を取りがちなようです。
これはアクションバイアスと呼ばれています。

アクションバイアスとは、不確実な状況やプレッシャーの中で、人は「何かをする」ことを選びがちな傾向を指します。これは、実際には最適な判断が「何もしない」ことであっても、行動を起こす方が心理的に安心感や達成感をもたらすためです。

chat-gptより

わたしには遺伝子のレベル、そして学生から社会人までの経験からもとりあえずやってみるが深く刻まれていると思います。
そしてとりあえずやってみるやったらあかんところをやるにつながっています。
常識と逆のことをやるのがFXと言われますが、まさにその通りな例ですね。

非行動を選ぶために
文字にするとすごく分かりづらいですが、やらないことを選ぶためにやることを考えたいと思います。
これまではやらなければ大丈夫でしょと軽く考えていました。
しかし自分の場合はやらないために何かをやる必要があります
おそらく秒スキャの時はやってしまった時の被害が分スキャの時よりも小さく抑えられていたのでしょう。
損切幅が大きくなりがちな分スキャでは、この課題に向き合わないと息の根が止まりそうです。
そのたまに何もしないことの優位性を自分に刷り込ませたいと思います。

何もしないことを学ぶ

自分にとって何もしないことはかなり難しいです。
難しいと言うか、金曜日の場面を脳内で具体的に想像してみましたが、おそらく無理でしょう。

何かしてしまう自信がすごくあります

例えば、何もしなかった場合に失わずに済んだ金額の記録を取る・ポジションを取る前に優位性があるかどうか復唱してみる、とかではダメです。
禁煙や禁酒でいうところの、吸わないように我慢する・ガムを噛む、とかでは止められないのと同じくらいダメだと思います。
チャンピックスを飲む(お医者さんに行くともらえる脳にドーパミンを供給する薬)くらいのインパクトがないとやめられそうにありません。
ちなみにこれまでやろうとしてダメだったことは以下です。

  • 優位性がないところで入らないと固く決意する

    • →結局やっちゃう

  • 30分おきにチャートを印刷して、トレード方針を立てる

    • →熱くなったらトレード方針を立てなくなる

  • トレードする前に声出しでチェックする

    • →声を出しながらガンガントレードしてしまう

  • 熱くなったら座席を離れる

    • →数分後に戻ってきてまた打ち始める

どうやら想像以上に第二の階段が高いらしい

指値・逆指値のみでトレードすることにしました

わたしは〇〇をやらないというルールは守れないことが、ここまでの実体験として証明されてきました。
なのでやる側に制約をかけることにします
分スキャの練習をし始めたころは指値・逆指値でしかトレードをしていない時がありました。
これは打ちすぎ防止・感覚でついつい入ってしまう・自分の見通しの正しさを明確にする、を目的にやっており、分スキャで勝ちに傾いてからは止めていました。
とりあえず月プラ転するまでは指値・逆指値のみでトレードをします。
今週のトレードでやってしまったところを抜くと+160万前後でした。
なのでしっかりやれれば来週きっとプラ転できるはずだと信じて頑張ります!

次回の記事について

無事に来週プラ転できたら、わたしの秒スキャ時代にどうやって勝ちに傾いたのか?を思い出して書いてみたいと思います。
ダメだったらそれどころじゃないので、分スキャでしっかり勝てるように日々の反省を綴ろうと思います。
来週はやらない選択を取れる男になる!
(わたしと同じようにやらないで悩んでいた方、よい対策があれば教えてください!)

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