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第5回:資金管理編

前半はスロットとFXの違いについて語っています。

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20歳くらいの学生の頃、私はほぼ毎日、パチンコ屋さんに通っていた🎰


始めた当初こそ負けてたものの、キングパルサーというスロット機に出会い収支が激変。


毎月、安定して50万円ほど勝てるようになっていた。しかし、そんな時代はずっとは続かず、4.7号機、5号機という、当時は射幸性を規制するためにあまり当たりが出ないように作られたスロット台が出回り始め、2007年の4号機が無くなるタイミングでスロットをやめました。


企業に入社し、上司の影響でFXを始めることになるのだが、負ける。負ける。とにかく負ける。


リーマンショックの始まりで初心者には厳しい相場。


スロット台を分析して勝ってきただけに完全にFXを舐めていた。

なぜスロットで勝てて、FXで負けるのか。

分析するといくつか原因がわかった。



①パチンコ屋には閉店時間があるがFXにはない。

スロットで負けている日もある。

取り返したいという熱が上がるが、21:30をまわると当たっても時間的に取りきれないという考えが浮かび、プレーをやめるという判断になる。

一日経てば冷静になり、リフレッシュした気持ちで次戦を挑める。


FXではどうか。

ご存知の通り、土曜日まで閉場時間はない。

取り返したい熱は睡魔をも押さえ込み、冷静ではない無駄なトレードをさせる。

そのため、負ける日はとことんまで負けて即退場になってしまう。



②投資単価が異なる。

パチンコ屋さんでは、基本的に1,000円札を投入してプレイする。

一日、約8,000回転を回すのが限界。

1,000円で約30回転回せて、当然、当たりも来るので、どんなに負けても最高で20万円くらいか。

当方の経験的には10万円くらいが一日の最高負け額である。


FXではどうか。

まず投資単価を変えられる。

私がFXを始めた頃は、国内業者の個人でもレバレッジが200〜400倍もあり、約5,000円で1ロット(1万通貨)が持てる環境でした。

30万円入金して30ロットでトレードするなど、フルレバレッジ気味でやっていました。

ロットを変更出来ることで負けが加速度的に増えてしまい、1日で退場なんていう日もよくありました💦



③チャートはキングパルサーのグラフとは異なる。

キングパルサーという台を簡単に説明すると、当たらなければ当たらないほど当たりやすくなるという代物。

つまり下落すればするほど当たりやすいというスロット台でした。

この感覚でFXで挑んでしまい、逆張り、逆張り、逆張り…焼かれて資金が尽きました。


FXではどうか。

下落すればするほど、どこかで反発(当選)する。

スロットとの決定的な違いは、

『自分のお金を投入しなくても勝手に下落してくれる点』

美味しいポイントまで待てばいいのである。



④FXには席がない。

スロットの場合、1台、1台、その日ごとに設定が異なり、当たる台と当たらない台に分かれる。

当たる台はなかなか席が空かないし、空いたとしても次に当てるまではそれなりに資金を投入しないと厳しい場面ばかりである。


FXではどうか。

席などない。

自分がやりたい時にプレイ出来て、状態が気に入らなければ放置することによって、刻一刻と状態が変化していく。

待てば良いだけなのである。


FXを始めて3年後に、以上の点に気付き、FXでは資金管理を自分でやらなければならないのだなと気付きました(遅いw)


では資金管理をどうやってやるのか。

単純にロットを固定させれば良いのか。

そこらへんを自身の負けからの経験と1,000人のトレーダーとお話しさせて頂いた観点から綴っていきます。

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