1学期の国語指導の重点
1学期の国語指導の重点は「音読指導」である。1時間の授業の中で教科書の教材をほとんどの児童が10回以上読み、練習を重ねたらテストをすることで児童に力がつく。「音読指導法を使いこなしていればプロ教師レベルである」とも言える。では、実際に授業の中でどのように音読をさせるのか。国語の教科書で初めて出会う教材をどのように読ませていくかを以下に紹介する。
1.追い読み
まずは耳から情報を入れる。いきなり「自分で読んでみなさい」という指導はしない。「先生の真似をして読みます」と指示し、教師が教材の一文を
読む。教師が読んだところまで児童が声に出して読む。この繰り返しである。このようにして読み方を耳で聞いて理解させるのだ。
2.一文交代読み
追い読みの次に一文交代読みを行う。まずは、
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