誰でもできる“詳しく長く書く”作文指導
「誰でもできる作文指導」という視点で、作文の授業を実践してみた。授業のポイントは、次の3つである。
1 ダラダラと説明はしない。(説明しても子どもは聞かない)
2 とりあげて、誉めて、作文の書き方を明示する。
3 教師が明確な評定をすることで子どもがやる気を出して取り組む。
「くわしく長く書く」作文指導
「今から先生がしたことを作文に書きましょう。」
「前もしたよ」「覚えてる」と子どもたち。実は、この実践、2度目である。1度目は、書き方まで意識していなかった。そのため、長く書けるようにはなったが、そこまで変容は認められなかった。子どもたちは、一度やったことがあるので、余裕の表情で、教師を見ている。そこで「前よりもバージョンアップしているからね。」と一言いい、原稿用紙を配る。そして、教室を出た。
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