転職ノウハウその5-東証一部上場企業の元人事MGRが教える キャリア採用面接のマル秘必勝法!
面接では、いろいろな質問しますが、乱暴ですが次の事が知りたいのです。
1)「どのくらい会社に貢献し、活躍してくれる人物なのか」
かみ砕いていいますと、入社後にどの部署の職種で何をして、どうなりたいか。そして、我が社に、そのポジションでどのように働き、どう貢献できるのか
2)「短期間で、新しい環境になれて長く勤務してくれる方なのか」
いちばん、人事担当が困るのは、会社の風土や考え方、つくべきポジションの業務内容が、応募者が将来、実現したいことと不一致があり、入社後にすぐに退社することです。明確なイメージ持っている人は、入社後、短期間で新しい環境に順応してくれます。
面接官は大きな企業であれば1次は人事担当で、2次は現場責任者でしょう。中小企業では、人事は総務と兼任と思いますので、単純な進行係で、1次も2次も現場責任者になる可能性が高いです。
1次面接官が、人事担当者の場合は、基本的な質問に終始することが多いと思います。
2次面接官の現場責任者に、その内容を報告するための場ともなります。下記の3点をしっかりまとめておきましょう。
むずかしいとは、思いますが、これが、的確な内容でなければ、1次面接は通過できませんし、内定までいって、入社しても自分が思い描いたポジションと異なり、早期退職につながります。
上記の内容を作っているうちに、違うなと感じた場合は、この会社ではないと思います。
次に、2次面接官が現場担当者であった場合のポイントは「入社後に活躍が期待できる方なのか」という点であり、30代以上であれば、即戦力として働ける能力を持っているかを知りたいはずです。
そこで大事になるのが、自己PRや経歴、能力に関係する回答です。
では、面接の一例ですので、参考にしてください。
最終面接でのチェックポイント(面接官は役員クラスの場合です)
最終面接官は大企業であれば、ほとんど役員クラス、中小企業であれば社長になると思います。
「人事担当者や現場責任者が合格で、面接を通過させたので、能力面では問題ないと思って、面接に臨んでいます。
そのため、最終面接で、確認することは、「新しい環境になれて長く勤務してくれる方なのか」です。
1次や2次面接の内容は、しっかり最終面接官に伝わっていますので、ここで内容を変えてはいけません。1次と2次面接と同じ質問をしてきますので、ぶれないで同じ回答をしてください。
以上は、一般的な面接本にも載っている内容ですので、またか~と思っている方が多いと思いますので、
私が、人材紹介会社で異業界や異業種からの転職で成功へ導いた秘策を伝授します。
それは、面接を営業の場と定義して、そのための準備をすることを思いついたのです。
面接も営業と同じく、ライバルがいるわけなので、絶対評価ではなく、相対評価で決まることに着眼しました。</p>
基本、面接はプレゼンの場ですので、商品は自分と置き換えて、差別化を図るため、自分を輝かせるプレゼン資料を、パワーポイントで作りました。下記が一例です。いろいろなバリエーションがありますが、今回は一部だけご紹介します。
完全オリジナルですので、ご利用ください。
おそらく、このようなプレゼン資料をもって面接に行く方は、なかなかいないと思います。
さらに、これを見た面接官は、この内容で質問してきますので、この内容に沿った回答を用意しておくのです。
一般的な職歴書と比較してビジュルで、数ある応募者より記憶に残ること間違いなしです。
そして、面接官も人間です。営業に行ったら、相手を褒めますよね。
そうです。面接官を徹底的に褒めるのです。
例―「今日の○○様の面接を通じて、御社の事業内容や業務内容が良く理解できました。御社でぜひ、働きたい気持ちでいっぱいになりました。」</p>
例―「今日の○○様の面接を通じて、御社の事業内容や業務内容が良く理解できました。御社は間違いなく、今後、リーディングカンパニーになり、大きく業績を伸ばすことでしょう。そんな御社の一員として、働きたい気持ちでいっぱいになりました。」
言い過ぎですが、ここまで言ってくれる応募者は、△と思っても、一旦は面接を通過させてくれると思います。
いかがですか。面接は「自分を売る営業の場である」をご理解いただけたでしょうか。
今日の○○様の面接を通じて、御社の事業内容や業務内容が良く理解できました。御社は間違いなく、今後、リーディングカンパニーになり、大きく業績を伸ばすことでしょう。そんな御社の一員として、働きたい気持ちでいっぱいになりました。