今すぐ触れる、2019冬YC採択企業のサービス7選【前編】
F Venturesインターンの弘中稜也です。TORYUMON Journalではシリコンバレーでの経験も活かし、海外情報も積極的に発信していこうと思います!
Yコンビネーター(Y Combinator)はシリコンバレーを代表するVCであり、独自のアクセラレータープログラムを行っています。これまでにDropbox、Airbnbなどを輩出し、今年の冬は200社以上が2日目に渡ってプレゼンテーションを行いました。
様々なサービスがある中でYCに採択される企業のサービスを実際に触ってみたいと思い、「今すぐ触れる」というサービスのみをまとめてみました。今回は1日目のプレゼンテーションから7つのサービスを選んでいます。シリコンバレーで評価されるサービスのUI、UXを体感してみましょう!
Brew.com(ポッドキャストプラットフォーム)
クリエイターの作品を投稿する環境を整え、収益化をサポートするサービス。 動画の種類は犯罪のニュースやコメディーだけでなく ASMR(音フェッチ)など多種多様な動画配信サービスとなっている。サブスクリプションモデルで初回 30 日の無料期間後 1 か月約 500 円でアカウントを持つことができる。
Closer sports(アスリートによるライブ配信プラットフォーム)
ライブストリームを通してアスリートと直接会話できるサービス。 また、最新ニュースのアスリートや解説者の反応も見ることができる。 アスリートは利用料を払う必要があり動画を共有することで次回のパフォーマンス改善が期待する。このサービスでESPNと既存のソーシャルメディアサービスの欠点を埋めることを望んでいる。
Cherry(Slackを通して社員特典を提供できるサービス
)
予算を設定し、Slack にプランを追加することで、Spotify や Netflix などの好みの顧客サービスを受けることのできるサービス。社員特典を自分で選べたほうが面白いという発想から生まれた。教育やフィットネスの分野から Uber など様々な分野のサービスがある。月額約 1 万 5 千円で 40 以上のサービスにアクセスでき、10 人まで利用することができる。
AccioJob(大学生の就活サポートサービス)
学生の就活をサポートするサービス。Web 内の書類作成からテストや会社訪問の機会を提供し企業とマッチングすることが可能。 そして大学側には就職支援を効率化させ、学生により正確な情報提供の支援。 一方、企業側は希望の人材を web 上の書類から絞り込み探すことが可能。
Glide Apps(アプリケーション制作ツール)
Google Sheet を用いて 5 分でモバイルアプリを制作できるサービス。 シートにデータを追加することで、店の情報をまとめたアプリや企業の目的を共有するアプリなど多様に制作可能。また、App Store などに出したりリンク一つで共有したりすることが可能。
CityFurnish(インド発家具レンタルサービス)
月額制でかなりリーズナブルに家具をレンタルできる。日本でいうところのCLASのようなサービス。家具家電はもちろん、オフィス用家具やフィットネス機械もある。送料、工賃、メンテナンス、交換、さらには移転まですべて無料で豊富なアフターサービスが魅力。気に入ったものはそのまま購入することも可能。初月は10,000ルピー(日本円で約16,170円、4/15現在)の割引もある。
VanGo(運転代行マッチングサービス)
働く親のための運転代行サービス。母親運転手にサッカークラブに通う子どもを迎えに行ってもらうというような使い方。母親運転手であることで利用者やその両親が安心して利用できる。運転手は様々な方法でチェックし安全を図っている。到着の際などには通知が届き、車が通った道も地図上で確認することができる。今後は他のサービスへの展開も期待されている。
いかがでしたでしょうか?プレゼンテーション後編の記事もお楽しみください!