「Where Are They Now」Mr.Big

ここ2-3週間くらいは、Apple Musicのシャッフルで「しっかり聴いたことないor知らない」アーティスト中心にレビューしてみましたが、少し息切れしてきたので気持ちを切り替えて「昔からよく聴いてる好きな曲」にフォーカスしていきます。

(Vo)エリック・マーティン、(Gtr)ポール・ギルバート、(Ba)ビリー・シーン、(Dr)パット・トーピー。メンバーの名前全部言えるアーティストは、邦楽バンド以外ではMr.Bigくらいかもしれません。それくらい好きでよく聴いていました。ちなみにギターは、リッチー・コッチェンに変わったことも一時期ありました。この楽曲は、ちょうどリッチーが加入した2000年にリリースされました。

ちなみに私がMr.Bigを聴き始めた頃にはすでにポールではなく、リッチーだったわけですが、かの有名なドリルソングから入り、60's mind、Take Cover、To be with youとポール時代の名曲からインプットしていったので、ポールのイメージのほうが強いのです。

このままだとアーティストレビューになってしまうので楽曲の話に戻します。

イントロから続くキラキラしたギターが心地よく、Bメロから力強さを増していき、サビで分厚く歪んでくる。期待を裏切らない、良い意味でわかりやすい展開。ただやはり、エリックの物悲しくも力強い歌唱がこの曲の最骨頂。歌詞も良いんです。

I loved, I lost
Where are they now
The things I touched
And let them fall
Where are they now
All the people that I've known
That turned out to be me
Where are they now

Mr.Big「Where Are They Now」

「I loved, I lost」のシャウトに近いサビの出だしが、初めて聴いたときに鳥肌立ちました。まさに魂のこもった歌唱。無粋なので直訳はしませんが、シリアスな曲調にあった物悲しげな歌詞。

私の中では、ロックバラードで3番の指に入る名曲です。

なお、2025年2月に来日講演が東京・大阪それぞれであります。パット・トーピーが亡くなり、最年長のビリー・シーンも70歳を超え、本当に見納めになりそうです。
武道館行きたかったけど、その日は仕事で札幌いるので行ける気がしません。残念、そして無念。


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