「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」Bring Me The Horizon

タイトル読みづらいな、イントロから情報量多いな、と思いつつ聴いて調べてみると、2024年リリースで結構最近の曲でした。

今風の分厚いサウンドを基調にしながら、トラック何本あるんだろう?というほどに手数、音数が満載です。

ギターリフの裏側でRiser鳴らした挙句にキメはクラップというトリッキーな演出から入ります。バンドでこの手のアレンジはどのタイミングなのだろうか。生音系楽器で楽曲のベース作ってからデジタルにいくのか、最初からデジタルで重ねていくのか。興味深いです。

先ほど「今風」という言葉を何気なく使ってしまいましたが、果たして「今風」とはなんなのだろう。例えば、制作環境がアナログからデジタルに移行して、デジタルならではのアレンジやMIXが可能になったあたりに境界線を引けるし、いくらでも捉え方はあるのだけれど。

自分には理解しがたいモノに出会った時に、思考停止しながら「今風やねえ」と呟いてしまわないように気をつけたいものです。

こうしてNoteに言語化していくことは、自分の思考からある種の曖昧さを取り除いていく作業に他なりません。


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