感想記
『拝啓、松村沙友理様』みたいなタイトルを考えていたんですけどね、まぁそれはいずれ書くとして。
6月23日に行われました『さゆりんご軍団/松村沙友理卒業コンサート』についての感想を諸々。
うっすら気が付いていたのだけど、ボクはもう乃木坂46のファンではなくなってしまったのかもしれない。
ファンじゃないというのは少し大げさかもしれないけど、あまり興味がなくなってしまった。
ボクは30年くらいのプロレスファンでもあるけど、ここ15年くらいは週プロを隅々まで読むことはないし、例えばワールドプロレスリングも毎週は見ない。
プロレスファンではあるけど、そこまで熱心じゃなくなった。
今、現在、乃木坂46に対してもそんな感じの熱量。
これは実は非常にまずい。簡単に言ってしまえば乃木坂のファン活動をするために転職をしたようなもの。それほどのファンだ。アイドルヲタク向けにわかりやすく言えば“おまいつ”だ。
熱がなくなった最大の理由はたぶんやっぱり外出自粛だ。
握手会がなくなりコンサートもなくなる。やはり“現場”は偉大だ。
定期的に現場があるからモチベーションが下がる前に上がる理由がやってくる。乃木友と連絡もとらなくなったし。
そんな感じなので、有観客での開催がアナウンスされていた今回の『さゆりんご軍団/松村沙友理卒業コンサート』チケットの申し込みをしなかった。
どうせ当たらないし、横浜アリーナまで行くの面倒くさいし。配信あるしそれで満足するつもりだった。
ただ、当日になっても配信チケットを購入してなかった。配信なら見る必要ないかも、な気持ちになっていた。
結局ギリギリで購入。
まずはさゆりんご軍団の解散コンサート。
乃木坂枠の軍団曲ではなく、軍団オリジナル曲。
替え歌の歌詞を考えたのは軍団長。ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、歌詞が素晴らしい。ぜひ今後は乃木坂46専属の作詞家になってもらいたいものである。
アイドルとして茶番を利用して名を上げたのが指原莉乃ならば、茶番を最上のエンターテイメントに仕上げたのは松村沙友理だろう。もっと評価されていい。
でもって卒業コンサート。
『でこぴん』のまいやんポジションに向井葉月というサプライズ。そして、でこぴんの黄色は橋本奈々未さん卒業後は我が推しメン新内眞衣が基本努めていたというのに、ここでは樋口日奈。ひなちまには申し訳ないが、心で軽めに舌打ちした。ただこの後すぐごめんなさいになる。
『でこぴん』が終わり『今、話したい誰がいる』のイントロ。
画面には新内眞衣のアップ。でこぴんの次に出番があったから黄色にならなかったのね。
そして、松村沙友理と二人だけで歌う。
今では大仲良しの二人。元と現の推しメン。この二人が仲良しなことに複雑な気持ちを持っていたが、これが見れて本当に良かった。
そして『今、話したい誰かがいる』には少し思い入れがある。思い入れか?
2年ほど前に初めてワイヤレスイヤホンを買った。
買うためにいくつか試聴して、本当に音に違いがあって、それから有線も含めイヤホンにハマってしまった。
数万数千円の品物をバカスカ買うわけにもいかないので、基本的には試聴ばかりだけど。
で、そのときに聴く曲が『今、話したい誰かがいる』なのである。
低音重視のイヤホンで聴くとサビの部分のベースがカッコいいことに気がついた。
それ以来、この曲のサビがどれだけカッコよく聴こえるかがボクのイヤホンの判断基準だ。
なので、この曲をコンサートで披露すること自体が喜ばしいことだし、それが推しがメインの曲になるなんて、なんて素晴らしいことなのだろう。
そんなワケで生で見たかったなぁと思ってしまったのですよ。熱が戻るきっかけになりそうなコンサートだったりしたのです。