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大学3回生の将来を考える年末

周りには、本当に沢山のすごい人がいる。
大学に入るまで、私の世界は私と家族と数人しかいなかった。高校は通信制だったし、小中は暗黒期で、私にとって初めてのホンモノの学生生活だった。例えコロナ禍で、入学式さえ無くっても。

2020年、1年生はほぼオンライン授業。なのでひたすら授業を詰め込み、想定以上に単位を確保出来た。秋から学内バイトを始めた。大学での繋がりが広がり、2021年、2年生から授業が再開されたこともあり、経験重視で授業を減らした。沢山の人と関わるようになり、秋学期から部活に入りそれは加速した。2022年、3年生は、1年の頃は想像もつかないほどの出会いと経験を貪欲にしながら、履修授業数も少し戻した。
秋学期は、2年のツケで、1年生なみに授業を取りながら、相も変わらず、ただ学年が上がっているので責任や抱える仕事も増え、毎日転がるように過ごしている(ing形)。

まあ単位に関しては着実にしているけど、でもかなり悠長なスケジュールだ。ほとんどの3年生は就活があるので、1,2年でかなり取る。実際、2年の秋や3年の春で卒業単位を取った同期もいる。

私が悠長なのは、そもそもフリーランス志望だから。
響きは良いけど、私は小中の暗黒期や高校のトンネル期、その他事情で、立派に就業ができないと思っていた。だからそれでも出来る仕事が在宅業務であり、フリーランスだというだけだった。それしか道がないと、中学生の頃からフリーランス志望だった。

大学に入り、多くの経験をさせてもらって、
それは全てが楽しくて(たまにしんどいのもあるけど、まあスパイス程度)
沢山の尊敬できる人に出会って
私はちょっと自信が持てた。
毎日のように自己嫌悪していたのに、いつの間にか無くなった。
もしかしたら、「普通」になれるかもしれないと思うようになった。
私の憧れる、普通に。

勿論、フリーランス志望なのは変わらない。
実際、周りには色んな人がいて、留年している人、一般企業志望でない人、留学のために就活しない人、起業希望の人、色々だ。勿論、しっかり就活している同期や、就職一歩手前の4年生の先輩も。
そして私自身が、これしか道はないではなく、冷静に未来を考えられるようになった。

それでも、この仕事なら就職したいな、みたいなのは浮かんできた。
勿論、色々な面で難しいんじゃないかしらと簡単に踏み込めない部分は大きいけど。
フリーランス志望は響きがいいし、夢を持っていることは良いことだ。
でも、それが変わることも、世に言う歯車になろうかって考えも、私にとっては喜ばしいことだ。

私は自分の過去があるから、とっても働く人がかっこいいと思う。まぶしいと思う。仕事に夢を持って無くても、ただ食うためでも、働いている人は凄いっていつも思う。

新卒ってことは難しい気がするけど。
いつかは、私も働いてるかも知れないって希望は、気持ちが良い。
その時、私はどんな風に絵を描いているだろう。
もし描いて無くても、まあそれは良いか、なんて思っても居る。

きっとしばらくして、また描きたくなっている気がするのだ。

#2022年のわたしと仕事

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