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思い通りにいかないことを敢えてする、ゴルフの話
前回の続きです。
上岡龍太郎さんが5月19日に亡くなられたと報道がありました。
昨日、たまたま読売テレビの「今田耕司のネタバレMTG」を見ていたのですが(関西ローカル?)、
今田耕司さんが「ゴルフをしない理由」を話していました。
今田耕司さんが上岡龍太郎さんに
「ゴルフをやってみたい」と言うと、
「何で君らみたいなみたいなもんがゴルフやるねん」
と言われたらしいです。
「ゴルフっていうものは、人生何もかもうまいこといってる人間が1つぐらい思い通りになれへんことがあってもええなってやるのがゴルフやで」
「君らまだこの芸能生活でうまいこといってへんやろ? そんな人間がゴルフやって、もう1個思い通りならへんもの始めてどないするねんな」
きっと、上岡龍太郎さんは
「今の目の前のことに集中しなさい」という意味で言ったのだろうと思います。
私は子供の時から上岡龍太郎おじさんが大好きだけれど、
ゴルフは人生思い通りにならなくてもやります。
というか、やってます。
今の私の生活は子供の時に描いていたものではありませんから。
ゴルフは確かにに思い通りにいかないスポーツだと思います。
しかし「スポーツって、全部そうじゃないかな」と思うのですが。
今までの私を振り返って、
「あの時、ああしてればよかった、こうしてればよかった」
とか言っても、それは自分がその時選択したことで、自己責任。
「タラレバ」の話をしても、今更仕方がありません。
過ぎた時間は戻ってこないのですから。
もしも私が人生やり直せるなら、やり直したいことのオンパレードです。
しかし、私はよく友達と
「今までの経験で培った知恵を持って、年齢だけ若返りたい」と笑っています。
きっと、ただやり直すだけじゃ、また同じことを繰り返しそうですから。
今田耕司さんはその時、
「もし理想通りの芸能生活になった時に、ゴルフを始めよう」
と誓ったらしいのですが、
「未だに上手くいっていないからゴルフをしない」
と言われていました。
そんなこと言ってたら、きっと一生できないんじゃないですか。
「4時ですよ~だ」の頃から(関西ローカル?)、私は今田耕司さんのことを見てきているけど、すごく頑張っていて、有名になったのですから、
「ゴルフくらいしたらいいのに」と思います。
彼は目指すところが高すぎるのかしら?
私からしたら、やりたいことしたらいいのに、と思うのですが。
上岡龍太郎さんはすごい人だと思います。
すごく好きな人だし、おしゃべりに関してはたぶん天才。
大変な努力をして、あそこまで登りつめた人などだと思います。
物事をよくわかっていない子供だった私を魅了したんですから。
だから、「人の心に刺さる言葉が言えるのだな」と思います。
ゴルフは上手くいかないからこそ面白いのです。
だからみんな必死になるのだと思います。
上手くいかないことを前提に考えてて、上手くいった時の大喜び。
上手くいくはずと思って打った時の失敗は、めちゃくちゃ凹みますが。
上手くいかないことが今さらひとつぐらい増えたって、どうってことないやん、
って今田耕司さんの話を聞いて私は感じました、という話でした。