【ICU高校の推薦入試】合格者の自己PRカード公開
10月も後半に差し掛かり、来年4月入学に向けて受験のエントリーもそろそろ始まる頃ではないでしょうか?
海外に住まわれている帰国子女の方やその親御さんは、これから「どんな進路に進むか」「どんな学校を志望するか」検討している時期かと思います。
今回はそんな方々のために、帰国子女入試の中でもICU高校*の推薦入試についてお話しできればと思います。*ICU高校:国際基督教大学高等学校 / International Christian University Hight School / ICUHS
ICU大学のほうは、少し前に秋篠宮家の佳子様が通ったことでも話題になりましたよね。今回は、そんな学校に私が合格した時、実際に書類審査で提出して合格した「自己PRカード」も公開していくので、参考にしてもらえればと思います。
帰国子女の入試
そんな私は、小学5年生~中学3年生の学生時代、父親の仕事の関係でアメリカのインディアナ州というところに住んでいました。当時は現地校に通っていましたが、決して成績が良い訳でもなく、英語が特別上手なわけでもなかったのですが、帰国後の受験は親が熱心にサポートしてくれたおかげで、なんとかICU高校に転がり込むことができました。
帰国子女向けの合同学校説明会にも家族で行ったりしてましたので、良ければ足を運んでみてください。↓↓
(私が勝手に思っていることではありますが、)そもそも帰国子女受験(書類・面接)では、「海外経験を通して日本にいるだけでは養えない視点を持っているか?価値観を得られているか?」を試されているような気がしました。
もし、書類選考・面接の機会がある試験であれば、ここを積極的にアピールするのが良いと思います。これまでに「価値観を変えられた経験」等があれば、まずは具体例も交えながらリストアップしてみるのが良いかもしれません。私も現地校での授業や部活で培った経験を自己PRに書き留めました。
実際に書いた物はのちほど公開します。
ICU高校とは
そもそもICU高校とはどんな学校か。
端的に言うと2/3が帰国子女です。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどあらゆる国で異なった文化に触れた生徒が交わる場所です。その経験を共有・共感できたり、新たな学びになったりすることができ、その時できた友人は社会人になっても心のよりどころになります。
一方で、1/3は一般性です。難易度が高い受験を乗り越えてきた生徒が同じ環境にいます。そんな頭が良い生徒が近くにいるからこそ、「英語以外の分野も同じレベルに達しないと!」とかなり刺激になっていました。逆にその分、英語の勉強をフォローしてあげるような場面も勿論あります。
余談ですが、お互いの得意分野を教えあうようなこの環境、私は勝手に「EXILEのボーカルが、同じグループのパフォーマー(一流ダンサー)にプロのダンスを教えてもらえるような環境」だと思っています。笑
ICU高校の推薦入試とは
それでは本題になりますが、ICU高校の受験は下記の通りいくつかあります。合計240名定員のうち、推薦入試は「1/4の60名」にのぼります。そして倍率をみると直近の2年では1.5倍程度とあまり高くはありません。
では、そもそも推薦入試とは何か?
ICU高校の公式HPには、「本校の帰国生徒としての資格があり、成績、外国語共通試験などの推薦条件を満たす生徒が受験できる試験です。合格した生徒は入学の辞退はできません。」とあります。
まずはこちらの入試を受験する資格があるか確認してみましょう。
受験に関する詳細は公式HPこちらをご覧ください↓
https://www.icu-h.ed.jp/admin/index.html
特筆すべきところは、ICU高校が第一志望である必要があります。逆に言うと第一志望で受ければ、ライバルの多い書類選考入試より受かりやすいです。
英語資格も必要です。いくつか種類はありますが、TOEICの場合は550点以上です。※年度によって変わる可能性があるので募集要項を必ず確認してください。
実際に提出した自己PRカード
推薦入試には、自己PRカードの提出が必要になります。
そえではここからは、私が合格した時に提出した自己PRカードをご紹介していきます!
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