感想戦
ここだけ、真面目に。みんな醜い争いの時系列解説よりも、何故会社が閉鎖したのかの原因がを知りたいでしょw
というわけで結論。この問題は、「会社の実態の把握不足」「社員の要望の把握不足」「社員への連絡、相談の不足」
この3つが重なり合い起こってしまった人災でした。
会社の実態の把握不足
そもそも、この会社の歯車はかみ合っていませんでした。
「生産での儲け」を会社の運営資金にしていたのに、会社の募集文が「PVP活動」を売りにした文章になっており、
募集文で集まった「生産」をしない人間が「生産で生計を立てている会社」に入ってしまったからです。
入社当時は些細な問題だと思っていましたが、この実態の把握不足が最後までここの認識のズレが社長・執行部の間で問題になっていきました。
何故かみ合わない募集文を出したのか。
それは、募集文を生産系にする事によって「採掘や生産をするだけで人間を撃ちたくない人のみが集まる」のを忌避したためでした。
しかし、これは「採掘や生産をする人間」に「人を殺す悦び」を経験者が教えられないという問題であり、ITRSTという会社の性質上「生産」する人間は必要でした。
何より私も「採掘や生産をしている人間は人を撃ちたがらない」という偏見に満ちた考えがあり、
「PVPを一切した事無い人」を「少しづつでもPVPを楽しむ人」まで育てる事を最初から諦めていた所があるので、ここは私の問題です。
何より、「生産」と「消費」があってこそのEVEです。消費の面白さをどう教えるか。私がもっと早く気づき、話せていれば未来は大きく変わっていたと思います。
社員の要望の把握不足はそのままで、ひとりひとりの要望にもっと耳を傾けるべきでした。
私は幸運にもある程度のスキルポイントがあり、ヌルに行く事になっても一通りの活動ができました。
しかし、他の社員はどうかというと、戦艦に乗れてもプラクシスのみ。採掘をしても圧縮施設が遠く、本当にほぼ何も出来ない人がかなりいました。
アライアンスドクトリンのために、自分の取りたいスキルを我慢してもらって2か月もキューを埋めてもらったり。
ヌルの生活に慣れず、最短距離でジタに行こうとして敵対組織に撃ち落とされたり。会社として「場所」以外提供できていませんでした。
例えば自由を許されたシステムに運営費マイナスにならない程度の税率にした圧縮施設を置くとか、ヌルローミングするとか、何かあればよかったのですが…
特に何もありませんでした。ラッティング出来る人が数人でラッティングをし、DEDが湧いたら潰しに行く位。こんな状態では別のゲームの方が楽しいのは当たり前です。
「ヌルに来るのか来ないのかの交渉がアライアンス側からとても急かされていた」事を聞いたのは会社が閉鎖してから1週間後に聞きました。
エンジェルカルテルのヌル領土。あまりにも魅力的です。「行きたいです」と言ってしまいたい気持ちはそれはもうあります。
ましてや、老舗ド安定のアライアンスから答えを急かされている。普通なら2つ返事で即答です。
しかし、そんな会社の転換点だからこそ社員ひとりひとりの状態を見るべきでした。
さて、このままの認識で社員全員が連絡、相談を密にせず「会社のために」行動したらどうなるでしょうか。
答えは空中分解です。四肢がそれぞれの方向に引っ張られ爆散します。
社長は会社のために「生産」を初め、私は会社のために「PVP」を初め、社員もそれぞれ「出来る事」を始めます。
会社の方向性が決まらないまま、社長の「会社のための」決断によって私が会社から逃げ、その後ボロボロと崩れてしまいました。
(いや本当に崩れるとは思わなかったんだって。)
何が辛いって、会社とかみ合う人間(採掘師・生産師)が集まっていたら間違いなく成功していたと思えてしまうのが…辛いんですよね。
正直、ITRSTという会社がPVP分野を後回しにし採掘・生産をメインにする工業系の会社だったら回っていっていたと思います。
まとめると
会社の資金繰りに合ったプレイヤーを集めないと会社が爆発します。
社員ひとりひとりの能力、スキルをちゃんと見れないと会社が爆発します。
連絡や相談をちゃんとしないまま、社員それぞれが「会社のために」動くと会社が空中分解します。
細やかな問題は多々あれど問題はおおよそこの3つであり、構造的に問題があるため、これらを抱えたままだといずれ何かしらの問題が起こった時には滅んでいきます。かなしいね。
というわけで、皆さんが会社を興すときに参考になれば幸いです。
次からはふざけながら適当にイクゾーデッデッデデデデ (編集済)
fuyutaki sikino
https://twitter.com/fuyutaki_eve
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?