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【性ノン入選作】掲載のお知らせ(10/21~10/27)

こんにちは、冬島六花です。
昨年、サンケイスポーツ様主催『第25回性ノンフィクション大賞』にて《佳作》に入選した作品が、以下の日程で連載されます。
 
掲載媒体:サンケイスポーツ本紙(即売版)おはよう面『性の体験告白』コーナー
掲載日:2024年10月21日(月)〜10月27日(日)
タイトル:小説家をあきらめて

※なお、3年前の工場閉鎖の関係で、新潟・長野・群馬・栃木・静岡・山梨・千葉では原則、即売版の販売がなくなりました。


さて、いつもは明るく楽しい雰囲気で書いているこちらの公募ですが、今回はガラッと変わってしっとりめです。
明るめなネタが尽きてしまったことと、こちらのコンテストの上位入賞作は切ない雰囲気のものが多かったからです!
いわば、新たなる挑戦!?


今作の主人公は小説家の夢を諦めることにした大学生。
就職も決まって、いよいよ現実的に、しっかりと地に足をつけて生きていこうと考えています。
……が、最後の思い出作りにと、サークルのOBとともに文芸同人誌を作ることになり……。


展開としては「小説家を諦めたけれどやっぱり小説は諦めきれなかった」というものになります。
はい、これ、ものすごくよくある状況ですよね!
「もう辞めます」と宣言した作者は、ほぼ確実に戻ってきます。そういうお話です。


これまでの投稿作品ではもっとも私の本音に近く、気合いを入れて書きました!
ただ、評価はイマイチでしたね。おそらく、地味すぎたのだと思います。メインの二人に魅力が足りず、官能的な展開に期待が持てないというか……。
陰気な法学クラスタをメインに据えるのは厳しいことを実感しました。


(もちろん、これは私の描き方が悪いのです。法学系の作品だと、最近では『虎に翼』が大好評でしたよね。「なぜ死刑制度はあるのか」みたいな重い話題も扱っていて、しかし内容はドラマティックで、とても良かったです。たしかに法学系に進学しないと、そういうことについて考える機会が現状では無いのですよね。そういった点に気づかされた作品でもありました)


とはいえ、作者的には気に入っている作品です。
サンケイスポーツ読者の皆様、ぜひとも宜しくお願い致します。

※こちらの記事はブログからの転載です。

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