横浜・東京夜行バス珍道中
この前東京に夜行バスを使って旅行に行ってきたが、旅の内容があまりにも色々起こりすぎたのでここにまとめておきたい。
・何故夜行バスを選んだのか
私は年に何度か東京遠征をすることがある。
コミケ・コミティア・擬人化王国などの、同人イベントは東京で行われることが多いからだ。
東京遠征の回数が多いので新幹線は金額的に負担になるのだが、実は今まで私は新幹線ばかり使ってきた。
何故かというと……
夜行バスで全く寝れないからだ。
というかそもそもharuchiは布団の上でもなかなか寝れない人間である。
普段から寝るのに眠剤を飲んでいて、
マジで寝れない日は追加の眠剤を飲むこともあるぐらいだ。
それでもコトンと眠れることはなく、眠剤を飲んでからしばらくもぞもぞしてようやく眠れるといった具合だ。
そんな奴が夜行バスに乗って大丈夫なのか?
大丈夫じゃない、問題だ。
しかし、敢えて今回私は夜行バスを選んだ。
何故か。
金がないからだ。
書くと長くなるけど収入が低いのに出費は嵩むんですよね。
もう一つの理由は、WILLERのリボーンという夜行バスに一度乗ってみたかったからだ。
新幹線代は高いが夜行バスは寝れないから乗れない、という話を旦那にした時に、
旦那が「コクーンっていう夜行バスなら、一人当たりのスペースが広いしリクライニングいっぱいできるし寝れるのではないか」と提案してくれたのだ。
早速調べてみたところ、残念ながらコクーンは2018年に廃止されていた。
しかし、リボーンという夜行バスもよく寝れそうな魅力的なバスだったので、
これで寝れるなら東京行きの選択肢が広がると思い、今回もう一度夜行バスを試してみることにした。
ちなみに帰りは激安夜行バスにした。
帰りなら寝れなくても家に帰って丸一日寝たらリカバリーできると考えたからだ。
まさに仕事がない時は一日中寝てばかりのクズだからできた計画である。
・梅田で風呂を浴びる
出発前夜、私はたまたま大阪市の方で仕事があったので、仕事が終わって家に帰ってから梅田に向かうのではなく、仕事場から梅田に直行することにした。
だが、夜行バスに乗る前に風呂は入っておきたい。
そのため、私は梅田にあるサウナ&スパ カプセルホテル DAITOYO LADIESで汗を流すことにした。
https://www.daitoyo.co.jp/spa/ladies/
宿泊なしの利用は2300円だったが、1時間以内の利用なら1300円になるというコースがあったので、それを利用することにした。
岩盤浴やサウナなどもあったのだが、風呂上がりに着替えたり皮膚科の薬を塗ったり髪の毛を乾かしたりする時間が結構かかると見た私は、身体を洗って風呂に浸かるのみにした。
何より一番気に入ったのはタオル借り放題だ。
タオルを持ち込むことなく風呂に入ることができるのは荷物を少しでも軽くしたい私にとってはとてもありがたかった。
また、脱衣所の入り口はもちろん、風呂場を上がってすぐのところにもタオルが置いてあり、すぐに身体を拭けたのは本当に助かった!
アメニティも充実しており、とても満足して風呂を出た。
しかし……
夜行バスの出発場所に行くのにめちゃくちゃ迷ってしまい、めちゃくちゃ歩いたので結局汗だくの状態で夜行バスに乗る羽目になった。
風呂に入った意味……。
・リボーンに乗ってみた
そんなこんなで初めて夜行バス・リボーンに乗ってみたのだが……
これが本当にすごかった。
初めて席を見た時の感想は「席が広い!」だった。
しかも、早めの予約で一番前の席を確保していたためか、
荷物を置ける棚があった。すごい。
席はただ広いだけでなく、後ろの人を気にせず最大156度まで倒すことができた。
しかも、位置が調節できる首当てがついており、さらにアイマスクもついていた。
夜行バスをよく利用するフォロワーさんが夜行バス三種の神器として、ネックピロー・アイマスク・耳栓を上げていたが、その内の二つは準備しなくても最初からついてるのが本当に助かった。
うっかり準備するのを忘れてたからね……。
ただ、ちょっと不便だなと思う箇所もいくつかあった。
一つ目はシートベルトが若干不便だったことだ。
私がデブだからかもしれないが、一般的なバスよりもシートベルトが止めにくい位置にあるように感じた。
また、安全のためかもしれないが、シートベルトが思ったより伸びなかったため、
棚に物を置いた時にシートベルトをつけたままだと取れないという事態が発生した。
ただ、眠る分にはさほど問題がない点ではある。
もう一つは、通路が狭いことだ。
今回早めに予約を取っていたため、私は一番前の席を確保することで通路を通ることはなかった。
しかし、降りる際に試しに通ってみたら結構狭かった。
(私がデブでウエストポーチもつけてる怪人横幅女だからかもしれないが)
横幅の細さに自信がない人は、なるべく前の席を確保した方がいいと思う。
・リボーン、実際寝れたのか
結論から言うと、少しは寝れた。
そもそもharuchiは寝る時間がいつも遅く、午前1時か2時頃に寝て昼間にようやく起きるクズなので、
9時半出発6時半の夜行バスでは満足に寝れるわけがない。
そらそうよ。
しかしそれでも、以前乗った夜行バスより遥かに寝やすく、次の日元気に活動できるだけの休息は取ることができた。
夜行バスであまり寝れなくて困ってる方は、一度試してみてはいかがだろうか。
続きのハマスタ豪雨編はまた時間ができたら書きます。