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れいわ新選組 性加害問題について。現在支持を中止している者としての想い。

正直、れいわ新選組について書くか書かないか、迷いました。
だけど、党を応援していた者として、率直な意見を書きたいと思い、今綴っています。短めにまとめます。読んで頂けたら、嬉しいです。

①れいわ新選組との出会い

正直に言うと、私が政治に興味を持ったのは、都知事選がきっかけでした。(既にまあまあ大人です)
蓮舫さんの大敗。小池氏圧勝、石丸氏の奇妙な台頭。
この頃の私はまだ政治について何にも知らなくて、けれどこの3人の中だったら、蓮舫さんが圧倒的に正義だったしそう見えた。(私の認識です)
だけど負けた。衝撃でした。正しい者が負けるのか、政治って。悔しくて、疑問で、私は政治を少しずつ、学び始めました。
そして、学び進める中、ある人物と出会います。それが山本太郎さん。

彼はYouTubeなどで積極的に動画を配信し、アンチとも闘うし、何なら自分の過去の過ちだって映す。すごいな、というのが率直な感想で、一気に魅了されました。
あと何と言っても、弱い立場に置かれた人に優しい。(彼は弱者という言葉を嫌っており、そのような表現を避ける)
精神疾患を患った人が、太郎さんからエールを頂きたい。そう言った動画がありました。山本さんは、「こんな狂った社会で病気にならない方がおかしい、休んでくれ」などと言った上で、精神疾患者を差別的に見る社会を批判していました。今回に限らず、彼はよくこう言います。
「生きててもらわな困る、生きててくれよ!」
能登にだって自分の体を削ってでも行く。本当に優しく、行動で示す人、そう思っていた。だけど私は、れいわで起きた性加害について知ります。


②なぜ、回答や説明がないのか?

被害に遭われた方のツイートやnoteを拝見する限り、本当に起こったことなのだと思います。私は声を上げた方を信じ、事実だと思っています。
ではなぜ、所謂弱い立場に置かれた人を差し置いて、選挙に突き進むのか、能登に行くのか、被害に遭われた方ではない弱い立場の人を救いに動くのか、並行で対応することはできないのか?
もちろん党として、大事な時期で、どんどん前に進みたい時期で……それは分かります。だけど、声をあげた方を無視することは、今までの自分たちを否定することになりませんか?

私はれいわに魅了され、一生懸命応援していました。横にも広げました。だからこそ悔しいし、私にも責任はあるのです。

そしてこれは、旧ジャニ事件とダウンタウン松本氏の件と一緒です。
旧ジャニについては、頑張ってきた所属タレントたちに罪はない、頑張っている、と言う声が度々上がります。分かります。だけど、自社で起こっていることを自分に関係がないというのは無理がありますし、加えて、全く知らなかったということはないでしょう。噂を耳にした人が殆どでしょう。どうしてそれを、自分に置きかえられない?
(言い方悪いけど)運良く成功した。自分だって被害に遭う可能性はあった。どうしてそう、考えられなかったのでしょう。誰もがです。
若手が声をあげるのが難しいのも分かります。
だから先輩が、権力ある人が、告発して後輩を誘導すべきだった思います。
作品、その人自身、グループ、どれを取っても、それ自体がいくら優れていても、悪いものは悪い。
分かる人が、力がある人が、優しい人が、
『幸・不幸の紙一重』を教えなければならないと思います。
ファンもそこら辺の意識を持って推し活動をする方が、健全ではないですか?胸を張って「応援している」と、言えるのではないですか?

松本氏を簡単に擁護する仲間にも「?」です。
松本氏がどんな人物でどれほどの脅威で、才能の持ち主か分かりません。
それでも、ダメなものはダメ。悪い部分を塗り潰してなかったことにして、慕ってはいけないと考えます。


2024/12/06 山本氏の参議員国会中継を見て、願うこと

話を戻します。本日山本さんが登場する、国会中継を見ました。
そして見た結果、悔しいけど、素晴らしかった。
能登に関する質問で、今の能登の状況。リアルで詳細で、分かりやすく、悔しいけど秀逸だった。そしてどこまでも真剣に訴える姿だった。
自民党の訳の分からない、能登を見放す答弁には腹が立ったし、ここまで自公民を追い詰められる議員は少ない。(前登壇の山添さんも素晴らしかった)

だからこそなんです。
私は正直言うと、れいわ新選組を応援したい。
積極財政によって潤う日本の姿を見てみたいし、こんなに優しい党ではないですか。
衆議院選前、街宣に趣きお話を聞き、
終わった後写真撮影があるんです。(希望者)
そのとき妹が、言いました。
「介護職、頑張っています!」
そうしたら山本さんは一度「んん?」と優しく聞き直して下さって、その後すぐ、「絶対給料10万上げなあかん!」と力強く仰ってくれました。忘れられません。
だからもう一度言います。
あなたたちを応援したい。
それを胸を張ってできるようにするために、
被害に遭われた方への回答、謝罪、ケアをお願いします。
大きな成功の影で、大多数の中で、心も体も壊し泣いている人を、私は無視できません。数の大きさなんかに負けない。
たった一人泣いて苦しんでいる人の味方をし続けます。

私はどんなに山本太郎さんが好きでも(政治家として・人間として)、どんなにれいわ新選組が素晴らしい政策を持つ党だとしても、この件、問題を解決してくれない限り、応援しません。
どうか、応援させて下さい。お願いします。
何かが変わることを願い、待っています。

最後に、旧ジャニでも、松本氏の件でも、れいわ新選組も然りの話です。
被害者を批判し誹謗中傷し、該当者(組織)・加害者を擁護するような言動を、私は正しいと思わない。
けれど、そうは感じず、若しくは「好き」を優先し、上記のような選択をする人は少なくありません、残念ながら。
それ故に言わせて下さい。
汚れるなら最後まで。
最後まで一緒に汚れる覚悟がないのなら、中途半端に擁護したり愛情を注ぐことは止めた方が良い。
何かを本気で信じたり愛したり、支持することは、ある意味そういうことだと筆者は思っています。
そして裁かれるときがもし来たら、一緒に裁かれてください。
批判や意見を、真摯に受け止めて下さい。
おわります。




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