独り岩場で考える
有給休暇とって小川山。
天気も良いし、湿度も低い。ここに居られるだけで幸せ♪
ウォーミングアップは「ビクター」まで歩いて行ってストレッチ。
ガバ課題を登り降り繰返した後、
「コンケーブ」と「サブウェイ」を2回づつ登る。
アップ課題選びは、何時も難しい。
その時に狙っている課題や、
その時の自分の状態で違ってくる。
眠っている指を起こしたいけど、指皮は温存したいし、
痛めている箇所の動きを良くしたいけど、やり過ぎると更に痛めるし。
(痛めているなら休めばイイのだが、この時期そんな事は言ってられない)
更に難しいのが「トライの間隔」
クライミングを20年以上やっているが、
未だに気負い過ぎて連続トライしたり、休み過ぎで冷えたり。
登れなかった時は撮った動画みながら「独り反省会」。
修正をしながらトライを続けるが、段々と修正すら出来なくなってくる。
何時の間にか一手目も出せなくなってから「体が終わった」事に気が付く。
目標課題が登れなかった日は、こんな感じ。あっという間だ。
岩場にいる間は「なぜ登れないのか?」、「どうすれば登れるのか?」
「登る為には何が足りないのか?」考えてばかりだ。
でも考えた結果、上手く登れたら嬉しいし、
登れなかったら更に考えるだけで、何の問題も無い。
岩場に居られるだけで幸せな事だし、
そこでクライミングが出来る事が最高に幸せだという事に
全てのクライマーが気が付いてくれたら良いのにな、と思う。